がむしゃらロックで夜ラン 『NO MUSIC,NO RUN』 #1
【ready steady goooo!!】
記念すべき第1回目にご紹介するのは、「NO SEX NO CHILD」をテーマにかかげ、恋や仕事や生活に、正々堂々と勝負して負け続ける男たちを全肯定したい3人組ロックバンド「忘れらんねえよ」です。
“ダサい”のが、純粋でいて、熱くまぶしい
【ready steady goooo!!】
バンドマンの夢を捨てきれず、チャットモンチーに憧れ、30歳手前で再びギターを手に取り、働きながらロックスターを目指してバンドを組む男たちって、本当にバカ。漫画みたいなコトやってんじゃねーよ!的なバカさ加減。でも、その中学生の時のようなバカさが、純粋でいて、熱くまぶしい。
彼らを見ていると、最近一生懸命になったのって、いつだったけ……と、毎日を淡々と平凡に生きている自分たちに重ねてしまうのです。遠い昔に置いてきた、あの頃の気持ちが蘇る気がするんです。
負けて負けて負けて……。それでも何度も立ち上がって、ただ音楽への憧れだけを胸に抱きながら、人生をはうように生きている――そんな彼らの言葉がパンクロックのメロディーに乗ってシンプルにガツンと伝わってくるんです。
夜間飛行
きっとそっからは自由に行けるよ
最後のひとりになっても
きっと大丈夫さ 君ならやれるよ
なんべんも そうもうなんべんも
同じ夢を見ていたんだ僕らは
気付いたんだ 正解は胸の中にあって
ずっと僕らを待ってた
飛んでいくんだ 飛んでいくんだ ほら
一等星が 一等星が見えた
泣いているんだ 泣いているんだ ほら
一緒なんだ 一緒なんだ僕も
夢のようなこの世界が
僕らを待つんだ 僕らを待つんだ」
(歌手:忘れらんねえよ、作詞・作曲:柴田隆浩)
【MV】忘れらんねえよ「夜間飛行」 WEB EDITION - YouTube
普段使っている通勤コースを“夜間飛行”せよ
【ready steady goooo!!】
くぅー……、泣ける、しみる…。なんか、励まされるんですよね。
そして、この曲を聴きながら走るのにオススメなシチュエーションは、断然夜!! しかも、可能であれば、普段使っている通勤コースの近辺が良いかもしれません。まさに、タイトル通り「夜間飛行」しましょう。
会社を出たら、革靴やパンプスをシューズに履き替えて、いつもの通勤コースを、駅から家までの帰り道を、先輩の嫌味や上司の怒鳴り声、山積みの案件、後輩の愚痴…今日あった嫌なことを思い出しながら、すべてを振り切るように街を走り抜けて。
サラリーマンをやっていた彼らだからこそ書ける、泥臭く必死に生きる言葉。こてんぱんに打ちのめされても、何度だって立ち上がる姿勢。そんな彼らの放つメッセージに心を打ち抜かれる人、急増中です。
夜ランは、がむしゃらロックに魂を乗せて、今日1日のむしゃくしゃを汗と一緒に吹き飛ばしてみよう!!
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