セレッソ大阪【J1リーグ第29節 C大阪vs.G大阪】開始から攻守に圧倒し、大阪ダービーに快勝。アカデミー出身、北野颯太のパスから西尾隆矢が決勝点
【CEREZO OSAKA】
セレッソサポーターの作り出す「PRIDE」のコレオが浮かび上がる中、引き締まった表情で入場した選手たちは、試合開始からガンバを圧倒する。ボールを握り、ワイドの幅もうまく使って押し込むと、8分、CKから進藤亮佑がクロスバーに当たるヘディングシュートを放つ。17分には、この試合、最初の決定機。柏戦に続いて大阪ダービーでも先発起用された阪田澪哉がドルブルで中へカットイン、北野颯太がヒールで流すとレオ セアラがGKと1対1になるも、やや角度がなく、シュートは一森純に防がれた。19分には素早い攻守の切り替えから高い位置で奪い、北野がミドルシュート。積極的にゴールを狙う。28分にもセアラに決定機。進藤が攻撃的な守備で奪ったところから、奥埜、喜田陽、ルーカス フェルナンデスとつなぎ、最後はペナルティーエリア内でセアラが相手DFを巧みに交わしてシュート。ただし、ここも一森の好セーブに阻まれた。扇原貴宏、永井龍と同期でセレッソのアカデミー出身、現在は青黒のゴールを守る守護神の壁を破れず無得点で終わった前半だが、内容的にはセレッソが完璧に試合を支配。前線からのプレスで相手の前進を許さず、ロングボールやクサビに対しても3バックが厳しく対応。中盤でのセカンドボール争いでも上回り、前半、ガンバに許したシュートはゼロだった。
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(文=小田尚史)
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