4月27日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと東北楽天の第4回戦は、4対1で東北楽天が勝利。

　東北楽天の先発・内星龍投手は3回裏、1死から四球と角中勝也選手の二塁打で2、3塁のピンチを招くと、ポランコ選手の犠飛で先制点を許す。それでも4回以降は得点を与えず、安定感のある投球で7イニングを99球3安打2四球1奪三振1失点に抑える。

　一方の打線は、相手先発・メルセデス投手の前に7回まで得点が奪えない展開が続く。それでも8回表、3番手・澤村拓一投手に対して小郷裕哉選手と村林一輝選手の連打で1死1、2塁とすると、浅村栄斗選手の適時二塁打、島内宏明選手の2点適時三塁打で逆転に成功する。なおも2死3塁の好機で、阿部寿樹選手にも適時打が生まれ、リードを3点に広げる。

　8回裏は宋家豪投手が無失点でつなぐと、最終9回裏は則本昂大投手が締め、4対1で試合終了。勝利した東北楽天は、先発・内投手が7回3安打1失点の好投で今季初勝利を挙げた。打線は、阿部選手が3安打、小郷選手、浅村選手、辰己涼介選手がそれぞれ2安打をマークしている。

　一方敗れた千葉ロッテは、先発・メルセデス投手が6回108球3安打無四球7奪三振無失点の好投も、8回表に救援陣がつかまり、7連敗を喫した。

　 １２３４５６７８９ 計
楽 ０００００００４０ ４
ロ ００１００００００ １

楽 ○内星龍-宋家豪-S則本昂大
ロ メルセデス-鈴木昭汰-●澤村拓一-澤田圭佑-国吉佑樹

文・杉森早翔