春先の観戦にオススメしたい、ベルーナドームの寒さ対策

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 埼玉西武の本拠地「ベルーナドーム」は、緑あふれる狭山丘陵の中にあるドーム球場。屋根とスタンドの隙間に壁をつくらない構造になっているので、他のドーム球場と違い隙間から自然の空気を取り込んでいます。

 外の景色を楽しめる一方で、開幕直後の肌寒い季節にはまだまだ寒さ対策が必須です。所沢市の4月の平均最高気温は18.7度なので、デーゲームは比較的過ごしやすいかもしれませんが、試合終盤には冷え込んでくるので油断はできません。

コーディネート例 【(C)PLM】

 ナイターゲームは特に注意が必要です。所沢市の4月の平均最低気温は7.9度。雨が降るとさらに気温は下がるでしょう。首、手首、足首の3つの“首”には皮膚の表面近くに太い血管があるため、温めると血流が良くなり体が温まると言われています。厚手の上着、マフラー(ネックウォーマー)、手袋、カイロ、など真冬をイメージした防寒がオススメ。足元からの冷気を防ぐため、シートクッション、ブランケットもあると安心ですね。

ニットハット(左上)、プレイヤーズパーカー(右上)、スマホ対応手袋(左下)、リブソックス(右下) 【©SEIBU Lions】

 天候によっては屋根の隙間から雨風が吹きつけることも。レインコートを持参すると、冷たい風を遮ることもできるのでオススメです。

 ベルーナドームの「ライオンズ チームストア フラッグス」ではニット帽や手袋、パーカー、ソックスなども販売しています。マスクカバーも寒さ対策になりますよ。「ライオンズストア オンライン」でも購入可能ですが、球場にあるチームストアは試合開始2時間前から営業しているので、早めに足を運んで防寒グッズを探してみるのも楽しいかもしれません。

 そしてベルーナドームといえば、1,000種類以上もあるという充実したスタジアムグルメ! 12球団最大級の店舗数を誇る“獅子まんま”を食べて、体の中から温まるのも対策の一つです。

 一塁側の〈狭山茶処 新井園本店〉では、香ばしい「狭山茶漬け」を始め、温かい「狭山茶」や「抹茶ラテ」を提供。〈リトル沖縄〉の「ソーキそば」や〈もつ煮の影千代〉の「トロもつ煮」といったメニューも好評です。

〈提灯酒場 球兵衛〉では季節に応じて、ホットコーヒーやホットサングリア、はちみつたっぷりのホットレモネードを販売しています。これらを飲めば、体も心もぽかぽかに。

〈L’s MEXICO〉の「L’s テキーラ」と「L’s ケサディーヤ」 【写真:パ・リーグインサイト撮影】

 さらに注目は、2024年シーズンにオープンしたメキシコ料理専門店〈L’s MEXICO(エルズメキシコ)〉(一塁側)。「ケサディーヤ」や「ハードシェルタコス」などを提供しています。ケサディーヤは、モチモチとしたトルティーヤ生地にチーズを挟み、トロトロになるまで焼き上げたファストフード。メイン具材としてチキン、ビーフ、シュリンプ、ハラペーニョマンゴー、チーズ&ハニーの5種類から選べます。熱々のケサディーヤを食べれば、体の芯から温まりそう。

 同店舗では、メキシコを代表するお酒のテキーラも販売。鮮やかなライオンズブルーの色合いは、ファンのテンションも上げてくれそうですね。

「グリーンフォレストデリプレート」※メニューは異なります 【写真:パ・リーグインサイト撮影】

 試合開始前やどうしても寒さに耐えられなくなったときは、ベルーナドームに隣接する獅子ビル2階のフードエリア〈グリーンフォレスト デリ&カフェ〉へ移動してみるのも良いでしょう。

 グリーンフォレスト デリ&カフェは、獅子ビル2階で営業しているフードエリア。店内には空調とモニターがあり、約260席が設置されています。好きなメニューを選べる「グリーンフォレストデリプレート」に「グリーンフォレストカレー」、「鉄板風ナポリタン」など充実のラインナップ。見た目も楽しいデザートやフレッシュジュースのほか、ワインも楽しめますよ。

 肌寒い時期は万全の対策をして、ベルーナドームでの野球観戦を楽しみましょう!

文・山本理絵
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