『第38回 デンソーカップチャレンジサッカー 福島大会』グループリーグ第1節結果

チーム・協会

ハットトリックを達成したU-20全日本選抜の内野航太郎(筑波大・1年) 【©JUFA】

U-20全日本選抜、前回王者・関西選抜に3発快勝!プレーオフ選抜は関東選抜Aに逆転勝利

 2月27日(火)、『第38回 デンソーカップチャレンジサッカー 福島大会』の本大会が開幕した。激しい強風の中で行われた大会初日は、前回王者の関西選抜や優勝候補の一角・関東選抜Aがともに逆転で敗れるなど波乱含みの展開となった。

 この日の注目試合は、GroupAのU-20全日本選抜と前回王者・関西選抜の対戦。試合は、折からの強風を利用し風上の関西選抜が先制。だがU-20全日本選抜もすぐに関東リーグ新人賞・内野航太郎(筑波大・1年)のゴールで同点に追いつく。U-20全日本選抜は後半にも内野が得点を挙げ逆転に成功。内野は終了間際にも3点目をマークし開幕戦でのハットトリックを達成。スター集団、U-20全日本選抜が幸先の良いスタートを切った。GroupAのもう1試合は、プレーオフ優勝の関東選抜Bが、後半序盤に中川敦瑛(法政大・3年)が挙げたゴールを守りきって勝利。前回優勝の関西選抜に続き、同2位の東海選抜も黒星スタートとなった。

 GroupBは、前半風上に立った関東選抜Aが2️点を先取。昨年末のインカレでMVPとなった中村草太(明治大・3年)が強風を味方に前線に抜け出して先制点を挙げると、角昂志郎(筑波大・3年)がコーナーキックを直接決めて追加点。2-0で試合を折り返すが、"敗者復活"集団のプレーオフ選抜が後半に意地を見せる。後半開始早々にスローインからチャンスを作り1点を返すと、終盤の85分、アビスパ福岡内定・橋本悠(福岡大・3年)のコーナーキックに坂井悠飛(福岡大・1年)が頭で合わせて同点に。プレーオフ選抜はアディショナルタイムに突入した90+5分、橋本がペナルティーエリア内から強烈なシュートを突き刺して逆転に成功。関東選抜Aは2点のリードを守りきれず、まさかのグループ最下位に沈むことになった。また日本高校選抜と東北選抜の試合はどちらも決めきれずスコアレスドローで終了。勝点1を分け合った。

試合結果

【Group A】

U-20全日本選抜 3(1-1)1 関西選抜
得点者)【U-20全日本】内野航太郎×3
    【関西】箱﨑達也

東海選抜 0(0-0)1 関東選抜B
得点者)【関東B】中川敦瑛


【Group B】

関東選抜A 2(2-0)3 プレーオフ選抜
得点者)【関東A】中村草太、角昂志郎
    【プレーオフ】松尾 亮汰、坂井悠飛、橋本悠

日本高校選抜 0(0-0)0 東北選抜

【©JUFA】

【©JUFA】


明日(2/28)の試合予定

9:30 Kickoff U-20全日本選抜 vs 東海選抜
9:30 Kickoff  関西選抜 vs 関東選抜B
12:00 Kickoff 関東選抜A vs 日本高校選抜
12:00 Kickoff プレーオフ選抜 vs 東北選抜

全8チームが揃った開会式で大会宣誓を行う、前回優勝チーム・関西選抜主将の古山兼悟(大阪体育大・3年/セレッソ大阪内定) 【©JUFA】

プレーオフ優勝の関東選抜Bは中川敦瑛(法政大・3年)が決勝点を挙げ、前回準優勝の東海選抜に快勝 【©JUFA】

後半3得点を挙げ、逆転で関東選抜Aを下したプレーオフ選抜。アビスパ福岡内定・橋本悠(福岡大・3年)が1ゴール1アシストの活躍 【©JUFA】

日本高校選抜と東北選抜の試合はどちらも決めきれずスコアレスドローに 【©JUFA】

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著者プロフィール

一般財団法人全日本大学サッカー連盟は、大学サッカー界全体の競技力向上を目指すとともに、フェアプレーの実践やスポーツ文化の振興などを目的として活動しています。全日本大学選抜の活動をはじめ、全国9地域の大学代表が競う『全日本大学サッカー選手権大会』(インカレ)、『総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント』といった全国大会、選抜チーム地域対抗戦『デンソーカップチャレンジサッカー』、日韓両国の大学選抜が対戦する『DENSO CUPSOCCER 大学日韓(韓日)定期戦』などを実施しています。

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