【関東大学サッカーリーグ戦】連敗免れるも先制点を献上し惜しくもドロー
(10月21日時点)
試合開始から両者譲らない展開が続く。チャンスを先に作ったのは日本大学。前半7分、左CKを獲得すると、FW熊倉弘達(法学部3年/前橋育英)が縦パスでMF植木颯(経済学部2年/日大藤沢)へ繋ぎ、クロスに反応したFW五木田季晋(スポーツ科学部1年/川崎U-18)がヘディングで合わせるもゴール枠外。
今度は中央大学に大きなチャンスが訪れる。前半9分、左サイドからFW家坂葉光選手の縦パスを受けたMF小川嵩翔選手が前線へボールを送る。DF青木駿人(法学部4年/日大藤沢)とFW星野創輝選手のマッチアップとなり、先にDF青木が体を寄せて対応するも、FW星野選手がうまく入れ替わりボールを奪う、ゴール前に走り込んだFW有田恵人選手にミドルシュートを打たれるも、こちらもゴール枠外。
再び日本大学が相手陣内へ攻める。前線に上がっていたDF栗田悠巨(スポーツ科学部4年/川崎U-18)が相手DFのパスミスに素早く反応し、スルーパスでMF橋田尚希(危機管理学部4年/JFAアカデミー)へ繋ぐと、FW熊倉がゴール前にクロスボールを試みるも相手DFに阻止される。しかし、こぼれ球に反応したMF佐藤誠也(文理学部4年/関東第一)が右サイドから攻撃を仕掛けるも、これはゴールラインを割ってしまう。MF佐藤は開幕戦以来のスタートでの出場となった。
開幕戦以来のスタートでの出場となったMF佐藤誠也(文理学部4年/関東第一) 【日本大学サッカー部】
攻撃のチャンスを増やすも、得点へなかなか繋げられない日本大学にピンチが訪れた。前半32分、中央大学はMF田邉光平選手がドリブル突破の演出を見せ、左サイドへボールを展開すると、MF家坂選手が相手DFを交わし、スルーパスでFW有田選手へ繋がると、豪快にシュートを決められ、先制点を許してしまう。日本大学は1点を追う展開となり、ここから立て直しを図り、これ以上の失点は許したくない。
U-22日本代表アメリカ遠征からチームに復帰したGK木村凌也(スポーツ科学部2年/横浜FMユース) 【日本大学サッカー部】
意地を見せた後半戦
チャンスメイクし続けたMF植木颯(経済学部2年/日大藤沢) 【日本大学サッカー部】
日本大学は終盤でも前線がアグレッシブにプレスを掛け、相手DFに攻撃の選択肢を与えない展開を続ける。相手陣内で果敢にゴールに迫るもGK猪越選手の好セーブが連発し、追加点が奪えない。
今節は試合終盤チャンスを多く作りながらも、追加点を上げられず、1-1という結果で試合は終了。難しい終盤戦、これで2戦連続勝ち点3を積み上げることはできなかった。
MF大久保帆人(法学部1年/前橋育英)のゴールは惜しくもオフサイドの判定となった 【日本大学サッカー部】
選手のコメント
同点弾を演出した栗田悠巨(スポーツ科学部4年/川崎U-18) 【日本大学サッカー部】
どのような想いで試合に入ったか
残り5節、上を狙いに行くがあくまでも自分達はチャレンジャー。その気持ちを忘れずに一戦必勝という気持ちで試合に入りました。
結果を振り返って
先制され難しい試合展開でしたが、落ち着いて試合を運べていたと思います。ただ、引いて守ってくる相手を攻略するアイデアが少し乏しかったと思います。選手同士の意思疎通の部分をもっと詰め合わせていかないと、この先も勝ち点を取りこぼしてしまうと思います。
次節に向けて
次節は上位対決となります。ホームでの敗戦の借りを返すという点でも負けられない試合です。勢いのある相手ですが、自分達のストロングを出して連勝街道に乗るきっかけにしたいです。
文責:髙森望(生物資源科学部2年/横浜隼人)
画像:日本大学サッカー部 広報班
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