フンメルスが契約延長

ボルシア・ドルトムント
チーム・協会

ボルシア・ドルトムントとマッツ・フンメルスは5月24日の水曜日、2023年6月30日に満了予定だった契約を1年間延長することに合意しました。

【BVB】

ハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEOは契約延長にあたり、「マッツ・フンメルスがもう1年、ここに残ってくれることをとてもうれしく思っています。彼はこのクラブを代表する選手であり、BVBとマッツは分かちがたく結びついています」と語りました。

フンメルスは2007/08シーズンから、出身地でもあるミュンヘンで過ごした3年間を除いて、ボルシア・ドルトムントでプレー。ブンデスリーガで586試合に出場し、そのうち468試合を黒と黄色のユニフォームでピッチに立っています。BVBでは2011年と2012年のブンデスリーガ、2012年と2021年にDFBポカールでチャンピオンに輝きました。2014年にはボルシア・ドルトムントの選手として、ドイツ代表のワールドカップ優勝に貢献しました。「若いチームだからこそ、来シーズンも経験とリーダーシップを持つマッツがいてくれることは本当に素晴らしいことです」とスポーツダイレクターのセバスティアン・ケールは語っています。

34歳となった今でも、フンメルスはキープレーヤーとして高いパフォーマンスを発揮しています。今シーズンはブンデスリーガで29試合、DFBポカールとチャンピオンズリーグでもそれぞれ4試合ずつ出場しています。ケールは「チームのヒエラルキーからも、リーダーシップからも、このチームにとって非常に重要な選手です」と評価しています。

フンメルスは契約延長にあたって「ジグナル・イドゥナ・パルクで、最高のファンの前でプレーすることが自分にとってはどれだけ楽しいことか、みんなもよくわかっているでしょう。契約延長は自分が楽をするためのものではありません。時間をかけて、じっくり精査して決めたものでした。シーズンの佳境に入った今だからこそ、まだまだやれると言い切ることができます」と語りました。同時に、「今は土曜日にマインツ戦に集中しています。まだ厳しい90分間が待っているので。試合後にみんなと一緒にお祝いできることを願っています」とも語っています。

ボルシア・ドルトムントがブンデスリーガのタイトルを掲げることができれば、フンメルスはBVBで3度の優勝を経験した6番目の選手になります。現在、BVBで3度のリーグ制覇を成し遂げたのはヘルムート“ヨッケル”ブラッハトとヴィルヘルム“ヴィリ”ブルクスミュラー(1956年、1957年、1963年)、ラース・リッケンとシュテファン・ロイター(1995年、1996年、2002年)、そしてセバスティアン・ケール(2002年、2011年、2012年)です。
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著者プロフィール

ボルシア・ドルトムント(通称:BVB)は、1909年12月19日に誕生し110年以上の歴史を持つドイツのサッカークラブです。ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州・ドルトムントに本拠地を置き、ドイツリーグ1部(サッカー・ブンデスリーガ)に所属しています。ドイツリーグ8回、DFBポカール(カップ戦)3回、DFLスーパーカップ4回、UEFAチャンピオンズリーグ1回、UEFAカップウィナーズカップ1回、インターコンチネンタルカップ1回というタイトルを保持するドイツ屈指の名門チームです。

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