1月20日に今シーズン限りでの引退を表明したフウガドールすみだの佐藤雄介選手。本日のホーム最終戦に懸ける思いを聞きました。


ーまだ22才で引退を決断した理由は？

3年制の専門学校を卒業して、今季が社会人1年目でした。仕事をしながらフットサルができる環境にいましたが、正直、来季は難しいかもしれないという思いがありました。試合にもなかなか出られず、これから上を目指していくときにフットサルのトップを目指すのか、仕事での成績を上げていくのかを考えて決断をしました。

ー引退を発表して初めての試合では惜しいシーンもあり、試合が終わった瞬間に涙を流されていました。どのような思いがありましたか？

少し点差がついたなかでみんなが(ゴールが取れるように)ボールを集めてくれたり、普段は出ないパワープレーの守備に出してもらったりしたなかで結果を残せず、申し訳ないという気持ちがありました。先輩たちみなさんの優しさに試合中からうるっときてしまい汗を拭くふりをしていたんですが、試合が終わった瞬間にそれがドバッと出てきてしまいました。

ーフウガドールすみだはサポーターも含めた一体感があるチームだと思いますが、リーグ最終戦でもあるホーム最終戦に向けた思いを聞かせてください。

フットサルを始めてフウガドールすみだと出会って、いま設営などをしてくれている下部組織のなかに自分もいました。そういう子たちのためにも満員のアリーナを見せたいです。僕は夢半ばで諦めてしまいますが、しっかり自分のやるべきことをやって終えたいです。自分たちは出せるものをすべて100%出すので、応援してくれたらうれしいです。