シニア初優勝を目指す小山内が5アンダー2位

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 シニア2年目の小山内護(50)が、持ち前の豪打を生かして5アンダー67をマークして2位につけた。

 「今日はティーショットが良かった。それをフェアウエーがプリファードライ(の適用)でボールを動かせたので、全然違った。すごいディボット跡にも入ったしね」と、ドライバーが好調だった。

 前半から飛ばした。インスタートで11番(325ヤード)では1オン狙いでグリーン手前まで運んでバーディーを取り、13番ではグリーン左から10ヤードをチップイン。15番パー5(534ヤード)では2.5メートルに2オンし、18番パー5ではバンカーに入れて刻んだが、第3打で2.5メートルにつけて4つ目のバーディーと、インで流れをつかんだ。

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 シニアに入って「みけんのしわがなくなった」と笑う。

 レギュラー時代は予選通過がまず必要なので「みけんにしわ寄せてやっていた。シニアは楽しく2日間、3日間という大会が多い。ボギーになりそうなところは無理しない。『ボギーはボギーでしょ』と、ようやく思えるようになった」と、気持ちの持ちようが変わり、ゴルフが楽になったようだ。

 大きな励みになったのが、同年代のフィル・ミケルソンの全米プロ制覇。

 「同い年だからね。勇気を与えてくれた。これ、カッコいいよね。おれもやるからね」と、ミケルソンのひじを曲げてのサムアップ・ポーズを繰り返してみせた。

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