千葉が2大会ぶり2度目の日本一に! JFA 第23回全日本U-18 女子サッカー選手権大会 JOC ジュニアオリンピックカップ
JFA 第23回全日本U-18 女子サッカー選手権大会 JOC ジュニアオリンピックカップは1月7日(火)、決勝戦と3位決定戦が行われました。
3位決定戦
浦和レッドダイヤモンズレディースユース(関東/埼玉) 4-0(前半2-0、後半2-0) Solfiore FC(中国/岡山)
※試合詳細は関連リンク欄に掲載
3位決定戦は、浦和レッドダイヤモンズレディースユースとSolfiore FCが対戦しました。この試合もSolfioreは「自分たちの強みである前線からの守備と走力」(桂木泰子監督)を立ち上がりから示していき、浦和は思うようにボールを動かすことができない時間が続きました。
試合が動いたのは、34分。ボールをつないでゴール前に迫るシーンを徐々につくり出していた浦和は、井戸ケイト選手からのパスを受けた福田莉子選手が先制点を挙げます。その3分後には、CKに頭を合わせて島田芽依選手が追加点。浦和が2点をリードし、試合を折り返しました。
後半に入り、Solfioreもチャンスをつくります。57分にはペナルティーエリア内で、尾崎恵選手と筒井彩奈選手で相手選手の間を通してパスをつなぎますが、シュートには至りませんでした。セットプレーからのチャンスもありましたが、得点に結びつけることができません。
浦和は「けがや疲れからメンバーやポジションを変えなければいけなかった」(神戸慎太郎監督)ものの、相手を無失点に抑えます。さらに70分に島田選手、73分に西尾葉音選手が追加点を挙げ、4-0で勝利。試合後の表彰式では、浦和に3位の賞状とメダル、5大会ぶりに関東・関西以外の地域から4位に入ったSolfioreには賞状が授与されました。
※試合詳細は関連リンク欄に掲載
3位決定戦は、浦和レッドダイヤモンズレディースユースとSolfiore FCが対戦しました。この試合もSolfioreは「自分たちの強みである前線からの守備と走力」(桂木泰子監督)を立ち上がりから示していき、浦和は思うようにボールを動かすことができない時間が続きました。
試合が動いたのは、34分。ボールをつないでゴール前に迫るシーンを徐々につくり出していた浦和は、井戸ケイト選手からのパスを受けた福田莉子選手が先制点を挙げます。その3分後には、CKに頭を合わせて島田芽依選手が追加点。浦和が2点をリードし、試合を折り返しました。
後半に入り、Solfioreもチャンスをつくります。57分にはペナルティーエリア内で、尾崎恵選手と筒井彩奈選手で相手選手の間を通してパスをつなぎますが、シュートには至りませんでした。セットプレーからのチャンスもありましたが、得点に結びつけることができません。
浦和は「けがや疲れからメンバーやポジションを変えなければいけなかった」(神戸慎太郎監督)ものの、相手を無失点に抑えます。さらに70分に島田選手、73分に西尾葉音選手が追加点を挙げ、4-0で勝利。試合後の表彰式では、浦和に3位の賞状とメダル、5大会ぶりに関東・関西以外の地域から4位に入ったSolfioreには賞状が授与されました。
決勝戦
ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18(関東/千葉) 2-1(前半0-0、後半2-1)日テレ・メニーナ(関東/東京)
※試合詳細・ハイライト動画は関連リンク欄に掲載
決勝戦は、2大会ぶりの優勝を目指すジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18と2連覇を狙う日テレ・メニーナが対戦しました。今シーズンに公式戦で対戦するのは6度目ということもあり、「簡単にやらせてはもらえない相手だということはよく理解していた」という千葉の三上尚子監督。「メニーナさんもこちらの様子を伺っているように感じられたし、お互いに牽制し合うような前半になった」と振り返った通り、両チームとも慎重なゲーム運びとなり、0-0で試合を折り返しました。
一進一退だった試合の均衡が破れたのは、後半開始から間もない50分でした。日テレが後方からビルドアップしようとしていたボールを千葉の大澤春花選手が奪い、そのままシュート。これまで無失点で勝ち上がってきた日テレのゴールをこじ開けました。
1点を追う展開となった日テレは、62分、木村彩那選手がインターセプトしたボールをパスでつないでいき、最後は山本柚月選手がゴールにたたき込み、同点に追いつきます。
しかし、そのわずか5分後の67分、千葉に再び決定機が訪れます。立て続けに放たれた2本のシュートはクリアされたものの、そのクリアボールに反応して後方から駆けてきた北村美羽選手が豪快なミドルシュートを放ち、ゴールネットに突き刺しました。その後も日テレは再三ゴール前に迫って行くものの、追いつくことができないまま試合が終了。2-1で勝利した千葉が、2大会ぶり2度目の優勝を果たしました。また、千葉にはフェアプレー賞も授与されています。
※試合詳細・ハイライト動画は関連リンク欄に掲載
決勝戦は、2大会ぶりの優勝を目指すジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18と2連覇を狙う日テレ・メニーナが対戦しました。今シーズンに公式戦で対戦するのは6度目ということもあり、「簡単にやらせてはもらえない相手だということはよく理解していた」という千葉の三上尚子監督。「メニーナさんもこちらの様子を伺っているように感じられたし、お互いに牽制し合うような前半になった」と振り返った通り、両チームとも慎重なゲーム運びとなり、0-0で試合を折り返しました。
一進一退だった試合の均衡が破れたのは、後半開始から間もない50分でした。日テレが後方からビルドアップしようとしていたボールを千葉の大澤春花選手が奪い、そのままシュート。これまで無失点で勝ち上がってきた日テレのゴールをこじ開けました。
1点を追う展開となった日テレは、62分、木村彩那選手がインターセプトしたボールをパスでつないでいき、最後は山本柚月選手がゴールにたたき込み、同点に追いつきます。
しかし、そのわずか5分後の67分、千葉に再び決定機が訪れます。立て続けに放たれた2本のシュートはクリアされたものの、そのクリアボールに反応して後方から駆けてきた北村美羽選手が豪快なミドルシュートを放ち、ゴールネットに突き刺しました。その後も日テレは再三ゴール前に迫って行くものの、追いつくことができないまま試合が終了。2-1で勝利した千葉が、2大会ぶり2度目の優勝を果たしました。また、千葉にはフェアプレー賞も授与されています。
監督・選手コメント
高橋美紀 選手(浦和レッドダイヤモンズレディースユース)
準決勝の結果はとても悔しかったですが、これまで点を取られると取り返せないまま試合を終えていた自分たちが得点を返すことができました。成長したと感じることもできたので、気持ちを切り替えて3位決定戦に臨めました。厳しいプレッシャーにくる相手でしたが、ボールを前に逃したときに前線の選手がよく走り、うまくボールを収めてくれたと思います。今日も雨の中で応援してくださったサポーターのみなさんは、シーズンを通して、遠いところでも、暑くても寒くても、大きな声援で私たちを鼓舞し、背中を押してくれました。そのおかげで最後に笑ってシーズンを終えることができました。本当にありがとうございました。
尾崎恵 選手(Solfiore FC)
準決勝は負けてしまっていたので、最後の試合は勝ちたいと思っていました。準決勝と3位決定戦に駆けつけて声援を送ってくれた岡山県作陽高校のみんなの気持ちを背負って前に向かっていきたいと考えていましたし、私たちが勝ち上がることで泣かせてしまった対戦相手の分も絶対に頑張らないといけないと試合に臨みましたが、笑って終えることができず、とても残念です。この大会に初めて出場し、日頃対戦することができないチームと戦うことができました。技術の高さや視野の広さなどからレベルの差は感じてしまいましたが、とても良い経験をさせてもらえました。この経験をもとに、さらに成長していきたいです。
伊藤七海 選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18)
相手がとてもうまいチームであることはよく分かっていたので、まずは気持ちの部分で絶対に負けずに、守備を徹底していこうと話していました。一番後ろから見ていて、今日のみんなは集中を切らすことなく最後まで戦い抜くことができていたと思います。これまで私たちのために熱心に指導してくださった監督・コーチ、スタンドで応援してくれた方たち、サポートしてくれた家族に感謝しています。そして、チームメートにはピッチ内だけでなく、ピッチ外でも支えてもらい、最後の試合でトロフィーを掲げさせてもらうこともできました。ありがとうという気持ちでいっぱいです。みんなのおかげで、私は本当に幸せです。
古川将大 監督(日テレ・メニーナ)
決勝戦ということもあって、試合の入りが慎重になってしまった部分があったと感じています。前半にはボールを握っていたものの、主導権がこちらにない状態にありました。相手の出方を見て対応を考えるのではなく、自分たちがどのように試合を運びたいかを考えて判断し、行動できるようにならなければいけません。失点してからはゴールに向かわなければならないという状態になったことで得点できましたが、試合を通じてアタッキングサードに持ち込んでからゴールに向かう強い意志を表現できませんでした。けれど、完全に崩される危ういシーンというのは今大会中ほとんどありませんでした。クロスボールやカウンターへの対応もきちんとできていましたし、集中力も高かった。ミスもありましたが、大会を通じてしっかりと守備をしてくれたことは褒めてあげたいと思います。
準決勝の結果はとても悔しかったですが、これまで点を取られると取り返せないまま試合を終えていた自分たちが得点を返すことができました。成長したと感じることもできたので、気持ちを切り替えて3位決定戦に臨めました。厳しいプレッシャーにくる相手でしたが、ボールを前に逃したときに前線の選手がよく走り、うまくボールを収めてくれたと思います。今日も雨の中で応援してくださったサポーターのみなさんは、シーズンを通して、遠いところでも、暑くても寒くても、大きな声援で私たちを鼓舞し、背中を押してくれました。そのおかげで最後に笑ってシーズンを終えることができました。本当にありがとうございました。
尾崎恵 選手(Solfiore FC)
準決勝は負けてしまっていたので、最後の試合は勝ちたいと思っていました。準決勝と3位決定戦に駆けつけて声援を送ってくれた岡山県作陽高校のみんなの気持ちを背負って前に向かっていきたいと考えていましたし、私たちが勝ち上がることで泣かせてしまった対戦相手の分も絶対に頑張らないといけないと試合に臨みましたが、笑って終えることができず、とても残念です。この大会に初めて出場し、日頃対戦することができないチームと戦うことができました。技術の高さや視野の広さなどからレベルの差は感じてしまいましたが、とても良い経験をさせてもらえました。この経験をもとに、さらに成長していきたいです。
伊藤七海 選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18)
相手がとてもうまいチームであることはよく分かっていたので、まずは気持ちの部分で絶対に負けずに、守備を徹底していこうと話していました。一番後ろから見ていて、今日のみんなは集中を切らすことなく最後まで戦い抜くことができていたと思います。これまで私たちのために熱心に指導してくださった監督・コーチ、スタンドで応援してくれた方たち、サポートしてくれた家族に感謝しています。そして、チームメートにはピッチ内だけでなく、ピッチ外でも支えてもらい、最後の試合でトロフィーを掲げさせてもらうこともできました。ありがとうという気持ちでいっぱいです。みんなのおかげで、私は本当に幸せです。
古川将大 監督(日テレ・メニーナ)
決勝戦ということもあって、試合の入りが慎重になってしまった部分があったと感じています。前半にはボールを握っていたものの、主導権がこちらにない状態にありました。相手の出方を見て対応を考えるのではなく、自分たちがどのように試合を運びたいかを考えて判断し、行動できるようにならなければいけません。失点してからはゴールに向かわなければならないという状態になったことで得点できましたが、試合を通じてアタッキングサードに持ち込んでからゴールに向かう強い意志を表現できませんでした。けれど、完全に崩される危ういシーンというのは今大会中ほとんどありませんでした。クロスボールやカウンターへの対応もきちんとできていましたし、集中力も高かった。ミスもありましたが、大会を通じてしっかりと守備をしてくれたことは褒めてあげたいと思います。
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