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2016年10月16日(日)

11R
2016年10月16日(日)
4回京都5日
15:40発走

秋華賞 GI

芝・右 2000m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン (国際) 牝 (指定) 馬齢 本賞金:9200、3700、2300、1400、920万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 エンジェルフェイス
1 2 ジュエラー
2 3 パールコード
2 4 パーシーズベスト
3 5 レッドアヴァンセ
3 6 ゲッカコウ
4 7 ヴィブロス
4 8 デンコウアンジュ
5 9 クロコスミア
5 10 ビッシュ
6 11 フロンテアクイーン
6 12 ウインファビラス
7 13 ワンダーピルエット
7 14 ミエノサクシード
7 15 カイザーバル
8 16 ダイワドレッサー
8 17 ネオヴェルザンディ
8 18 キンショーユキヒメ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 10=2 10=7 10-3 10-15 2=7
綾恵 7=10 7=14 7-2 7-8 10=14
山田 10=15 10=2 10=9 15=2 15=9 2=9
たま 8=7 8=10 8=2 8=14 8=16

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はビッシュ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.59.7
トライアルの紫苑S(G3)を完勝して好発進。3角外から一気のまくりで他馬をねじ伏せ、力の違いを見せつけた。春のオークス(G1)では3着に敗れているが、これも早めに動く積極策で0秒1差に粘っており、ポテンシャルは3歳牝馬トップクラス。当時の1、2着馬が不在となれば当然有望な存在だ。京都は初めてだが、内回りコースでは自ら動ける機動力が大きなアドバンテージになる。立ち回りの上手さ生かし、最後の1冠を奪取する。

対抗はジュエラー。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
復活を期す桜花賞馬。前走・ローズS(G2)は骨折明けで11着に大敗し、デビュー以来初めて連対を外す結果となった。追い切り本数が少なかったことが響いた印象だが、ひと叩きされたことで状態は型通りの良化を見せている。オークス馬シンハライトの戦線離脱により、実績では最右翼。以前は追い込み一手だったが、前走では本番の内回りコースを見据え、好位からの競馬も経験している。本来の走りが蘇れば2冠達成も。

単穴はヴィブロス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.00.1
トライアルの前走・紫苑S(G3)でビッシュの2着。3コーナーでの不利が痛かったが、そこから挽回して3着馬には3馬身半差をつけており、見どころは十分にあった。姉兄にヴィルシーナ(ヴィクトリアマイル連覇)やシュヴァルグラン(阪神大賞典覇者)がおり、血統的にもまだ奥があるはず。スムーズな競馬なら大仕事をやってのける可能性も十分ある。

抑えはカイザーバル。穴はパールコード。

今週のワンポイントアドバイス

能力非凡、デンコウアンジュ

桜の女王ジュエラーと樫の女王シンハライトの頂上決戦に注目が集まったが、シンハライトが直前に戦線離脱。さらに、2歳女王メジャーエンブレムも不出走となり、レースは一転大混戦となった。

牝馬3冠目の最終戦を制するのは、「春の既成勢力」か、それとも「夏の上がり馬」か。過去10年のレースで傾向を見てみたい。

連対馬は2-5、2-7、11-8、2-3、1-6、2-7、1-2、3-2、3-1、1-5番人気の組み合わせで決まった。

1〜3番人気は4、6、3連対とまずまずの成績だが、6番人気以下からも5頭が連に絡んでいる。

馬連配当は
3 け た……3回
1000円台…2回
2000円台…2回
3000円台…1回
5000円台…1回
万 馬 券……1回

2008年に2万3080円と荒れたものの、残る9回は6000円未満で決着。フルゲート18頭立て(一昨年は17頭)でも意外に平穏に収まっている。

また、3着に4、1、16、1、2、1、6、15、4、8番人気が入線した3連単配当を見てみると、2万、3万、1098万、4640円、1万、1万、3660円、23万円、1万、8万円台。こちらは08年に1098万馬券が出て、13年にも23万馬券となる波乱含みの傾向を見せている。

クラス別は重賞組が18頭、オープン特別組1頭、1000万下組1頭。20頭中18頭は重賞からの参戦で、オープン特別組以下の出番は少ない。

ステップは、ローズS組が15連対と他路線を圧倒。現在、9年連続連対中で、連を外した06年も3着を確保し、この組が馬券圏から消えたことはない。

なお、残る5頭はオークス、アメリカンオークス(米国)、クイーンS、夕月特別(1000万下)、紫苑Sからの連対馬だった。

前走成績は1〜5着馬の8、6、2、2、1連対と15着1連対。ブラックエンブレム(08年)を除く19頭は、前哨戦で掲示板を確保している。


◎……デンコウアンジュは前走のローズSで0秒4差の4着。スローの展開、不得手の重馬場の中で、レース2番目の上がりで追い上げた。ここまでのG1レース3戦は不完全燃焼に終わったが、潜在能力は非凡。ラスト1冠取りに全力投球する。

○……前走のヴィブロスは勝負どころでゴチャついてブレーキをかけるアクシデント。福永騎手が「落ちるかと思った」と話すほどの不利があった。2走前の勝ちっぷりが大物感を感じさせる余裕のV。流れに乗ればG1奪取も十分にある。

▲……ビッシュはオークス3着、休養明けの前走では紫苑Sを2馬身半差で快勝した。420キロ台の小型馬で春はローテーションや調整に気を使いながらの参戦となったが、夏を境にさらに一皮向けたようだ。長距離輸送がどうかだが、克服すれば上位争いに絡める。

△1……前走ローズSでジュエラーは11着に敗退。骨折でオークスを回避して5カ月ぶり、馬体も10キロ増だったとはいえ、2けた着順は少し負けすぎか。ただ、実績で最上位の存在で、一度使った上積みは大きい。G1馬の反撃に警戒したい。

△2……ダイワドレッサーは1月のフェアリーSで小差の2着。前走のラジオNIKKEI賞では牡馬相手に2着と健闘した。1勝馬で狙いづらい面もあるが、ここ10年で牡馬相手に連対したダイワスカーレットとジェンティルドンナが優勝。データからは抑えておきたい。

△3……穴を開ければ夏を越して2連勝中の上がり馬ミエノサクシードか。前走の夕月特別では3〜4コーナーから持ったままで先行勢に並びかけ、直線内にモタれながらも楽々と差し切った。まだ荒削りな面も目立つが、大駆けがあっても驚けない。

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