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2009年4月19日(日)

11R
2009年4月19日(日)
中山
15:40発走

皐月賞 GI

芝・右 2000m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン 牡・牝 (指定) 定量 本賞金:9700、3900、2400、1500、970万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ロジユニヴァース
1 2 リクエストソング
2 3 サトノロマネ
2 4 トライアンフマーチ
3 5 ミッキーペトラ
3 6 ベストメンバー
4 7 ナカヤマフェスタ
4 8 メイショウドンタク
5 9 イグゼキュティヴ
5 10 ゴールデンチケット
6 11 アーリーロブスト
6 12 フィフスペトル
7 13 モエレエキスパート
7 14 アントニオバローズ
7 15 セイウンワンダー
8 16 アンライバルド
8 17 シェーンヴァルト
8 18 リーチザクラウン

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 1=16 1=18 1-6 1-12 16=18
綾恵 16=1 16=18 16-2 16-15 1=18
山田 1=16 1=12 1=15 16=12 16=15 12=15
たま 18=12 18=1 18=13 18=15 18=16

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はロジユニヴァース。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.01.7
デビュー戦を快勝すると,2戦目の札幌2歳S(G3)で重賞制覇。次走のラジオNIKKEI杯(G3)では一番人気のリーチザクラウンを破り,一躍クラシック戦線の最有力候補となった。その後ひと息入ったものの,今年の始動戦・弥生賞(G2)を楽々と逃げ切って好調をアピール。重賞3連勝を含む4戦無敗の戦績には文句の付けようがなく,前走が楽な競馬だったため疲労を心配する必要もない。どんな展開でも力を発揮できるセンスの良さが最大の持ち味で,無敗のままタイトルを手中に収める公算大とみる。

対抗はアンライバルド。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.02.2
リーチザクラウン,ブエナビスタといった強豪を負かしてデビュー戦を勝ち上がった素質馬。2走目の京都2歳S(OP)こそ折り合いを欠いて力を出し切れなかったものの,次走の若駒S(OP)では後続に3馬身半差を付け,改めて能力の高さを見せ付けた。その後はスプリングS(G2)を豪快に差し切り,打倒ロジユニヴァースに名乗り。気性面の問題が完全に解消されたわけではないだろうが,最も展開利を生かせそうな脚質だけに,一気の差し切りがあっても決して驚けないだろう。

単穴はリーチザクラウン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.02.4
デビュー2戦目で大差勝ちを収めると,次走の千両賞(500万下)も勝って2連勝。ラジオNIKKEI杯(G3)ではロジユニヴァースの2着に敗れたが,次走のきさらぎ賞(G3)をアッサリと逃げ切って重賞制覇を達成した。ここまで3勝2着2回と連対を外したことがなく,自分でレースを作っていけることが強み。こちらも折り合い面に課題は残すが,ペースを握って運べるようなら逆転の可能性も。

抑えはフィフスペトル。穴はベストメンバー。

今週のワンポイントアドバイス

大外枠歓迎,リーチザクラウン


過去10年,1??3番人気は5,2,1連対。1番人気は連対率5割でまずまずの成績だが,2,3番人気が大不振で,6番人気以下から11頭が連に絡んでいる。馬連配当は3けた決着が3回ある一方で,万馬券も4回飛び出している。堅いか荒れるかの両極端の傾向を見せている。

連対馬20頭はすべて芝からの出走で,距離は1600M1頭,1800M8頭,2000M11頭。マイルから臨戦した馬は苦戦している。

路線別はスプリングS組8連対,弥生賞組7連対,若葉S組3連対,毎日杯組とアーリントンC組が各1連対の順。なお,上位3路線はトライアルレース。トライアル戦をたたいて本番を迎えるのが,理想のローテーションとなっている。

連対馬20頭のキャリアは3??9戦で,それぞれ4,2,4,3,4,2,1連対。キャリア1,2戦馬や10戦以上の馬は連に絡んでいない。

勝利数別では1??4勝以上馬が20,95,48,16頭出走して,3,8,4,5連対。連対率は15,8,8,31%。「優勝劣敗」の競争原理の中では,勝率が高くなるほど連対率も上昇するのが自然だが,ここでは1勝馬も活躍している。

関東馬は61頭が出走して5連対(連対率8%),関西馬が117頭で14連対(同12%)。連対数,率で関西馬が関東馬を圧倒している。なお,地方所属馬では北海道競馬のコスモバルク(04年)が2着に入線しているが,今年は地方馬の参戦はない。


◎…リーチザクラウンはここまで5戦して,3勝2着2回。新馬とラジオNIKKEI杯2歳Sで,アンライバルドとロジユニヴァースに敗れたが,新馬では差す形に持ち込んで0秒2差。ラジオNIKKEI杯2歳Sでは4馬身離されたが,鞍上の武豊騎手が右腕の骨折明けで本調子でなかった。前走・きさらぎ賞で2着以下を3馬身半ちぎったように,力を出し切れば能力は互角以上。2連続開催の最終日で荒れた馬場を考えれば,大外18番枠も大歓迎だ。

○…フィフスペトルは前走スプリングSで0秒2差の3着。道中馬込みに包まれていたが,直線では勝ったアンライバルドと同じ34秒5の上がりで外から伸びた。スムーズな競馬で巻き返しを狙う。

▲…ロジユニヴァースは新馬から4連勝で,現在,重賞3連勝中。実績はナンバーワンで,完成度でも一歩抜けている。無敗のクラシックホース誕生も十分あるが,荒れたラチ沿いを走らざるを得ない最内1番枠は大きなマイナス。馬券的な妙味からも3番手評価とした。

△1…アンライバルドはスプリングSで前半かかったように,いかに折り合うかが大きなポイント。ライバルを内に見ながらレースを運べる有利さを生かし切れば,重賞連覇も可能だ。

△2…セイウンワンダーは前走の弥生賞で0秒9差の8着。掲示板を外した敗因は馬体12キロ増に尽きる。昨年の2歳チャンピオン。一度使った上積みが見込め,馬体がしぼれれば反撃があっても当然だ。

△3…モエレエキスパートは前走の弥生賞で3着。中央転厩2戦目だったが,好位でしぶとく粘った。騎乗する三浦騎手が勝てば武豊騎手のG1最年少記録を約3カ月更新。騎手の勢いが追い風になれば,あっといわれるシーンがあっても驚けない。

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