スポーツナビ

2024年10月20日(日)

11R
2024年10月20日(日)
5回京都6日
15:40発走

菊花賞 GI

芝・右・外 3000m 天気:
小雨
馬場:
稍重
3歳 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 馬齢 本賞金:20000、8000、5000、3000、2000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ピースワンデュック
1 2 ノーブルスカイ
2 3 アスクカムオンモア
2 4 ダノンデサイル
3 5 ハヤテノフクノスケ
3 6 ミスタージーティー
4 7 ビザンチンドリーム
4 8 ウエストナウ
5 9 コスモキュランダ
5 10 メイショウタバル
6 11 ショウナンラプンタ
6 12 シュバルツクーゲル
7 13 アーバンシック
7 14 メリオーレム
7 15 エコロヴァルツ
8 16 ヘデントール
8 17 アドマイヤテラ
8 18 アレグロブリランテ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 4=13 4=10 4-9 4-14 13=10
綾恵 13=4 13=16 13-1 13-12 4=16
ナベ 11=9 11=13 11=1 11=4 11=17
たま 14=13 14=10 14=4 14=9 14=11

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はダノンデサイル。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走・日本ダービー(G1)は好位のインから鋭く抜け出して完勝。除外となった皐月賞から見事に立て直し、堂々と世代の頂点に立った。1000M通過62秒2のスローペースにしっかりと折り合い、最後まで力強く伸びた内容から3000Mの長丁場も臨むところ。ダービーからの直行ローテがカギを握りそうだが、10日に栗東CWコースで6ハロン78秒1の自己ベストを叩き出しており、仕上がりは万全だ。2冠制覇を達成し、改めて世代最強を証明する。

対抗はアーバンシック。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
春の2冠は4、11着に終わったものの、前哨戦のセントライト記念(G2)を制して重賞初V。コスモキュランダ(皐月賞2着)に快勝し、秋初戦で成長した姿を見せた。1月の京成杯(G3)ではダノンデサイルと僅差の2着。長くいい脚を使えるタイプだけに、距離が延びるのは歓迎だろう。過去10年の菊花賞で【3.2.1.2】の好実績を誇るルメール騎手の手綱でラスト1冠獲りに挑む。

単穴はメイショウタバル。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
日本ダービー(G1)は無念の取り消しとなったものの、復帰初戦の前走・神戸新聞杯(G2)を制して巻き返しに成功。春の毎日杯(G3)と同様に積極策で逃げ切り、重賞2勝目を飾った。まだ折り合い面に課題を残すものの、軽快なスピードが持ち味で、スムーズに先行できれば簡単に止まることはないだろう。

抑えはコスモキュランダ。穴はメリオーレム。

今週のワンポイントアドバイス

淀に菊の大輪、メリオーレム

クラシック3冠の最終戦。皐月賞馬でダービー2着のジャスティンミラノの名前がないのはさみしいが、春のG1でスタンドを沸かせた馬ら18頭が激戦を繰り広げる。ラスト1冠を制すのはどの馬か。過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。

連対馬は3−4、5−2、1−9、1−10、7−2、3−8、1−4、4−3、2−7、4−2番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気の3、4、3連対はほめられた成績とはいえないが、上位人気から必ず1頭が連に絡んでいる。

馬連配当は
3 け た......1回
1000円台...1回
2000円台...4回
3000円台...2回
4000円台...1回
万 馬 券......1回

2017年に10番人気の伏兵が2着に食い込んで1万660円と荒れたが、残る9回の最高配当は19年の4680円。多頭数戦でも波乱度は低い。

一方、3着に7、1、6、13、10、1、5、6、4、1番人気が入った3連単配当は、5万円台、3万円台、6万円台、55万円台、10万円台、2万円台、8740円、7万円台、3万円台、1万円台。こちらは10万円台と55万円台の6けた配当が2回飛び出す波乱含みとなっている。

連対馬のクラス別は重賞組18頭、3勝クラス組1頭、2勝クラス組1頭。重賞組が格上の貫録を見せているが、20年と23年に条件組が2、1着に健闘している。また、3着を見ると、ここでも前走1着でゴールした7、13、10、6番人気の伏兵馬が入線。前哨戦を勝利した勢いで高配当に貢献している。

ステップは神戸新聞杯組が【5.4.4.52】(連対率14%)で、セントライト記念組【33239】(連対率13%)。トライアルの2路線が20頭中15頭を占めている。なお、残る5頭は札幌記念、ラジオNIKKEI賞、小牧特別、日本海S、ダービーからの臨戦だった。

所属別は関東馬が55頭出走して6連対(連対率11%)、関西馬は124頭で14連対(同11%)。関西馬が優勢だが、関東馬は現在3年連続で勝利を挙げ、昨年は1〜3着を独占。反撃ムードを見せている。(たま)


◎......メリオーレムは西のトライアル・神戸新聞杯で5着。切れるタイプではないが、長くいい脚でゴール前はしっかりと伸びていた。デビュー当初から長距離に着目。2走前に4馬身差で2600Mを楽勝した競馬がそれを裏付ける。実績では一歩譲っても長距離適性は抜群。淀のターフで伏兵馬が菊の大輪を咲かす。

〇......アーバンシックはダービーで11着と大敗を喫したが、秋初戦のセントライト記念を好位からメンバー最速の上がりで差し切り、見事に復活を果たした。ひと夏を越しての成長ぶりが顕著。後方で脚をためる競馬ではなく、いつもより前目の位置で立ち回れたのも本番に向けて大きな収穫となった。

▲......メイショウタバルはダービーを挫跖で無念の取り消しとなったが、夏を休養して秋始動の神戸新聞杯で鮮やかな逃げ切りV。改めて世代トップ級のスピードをアピールした。ここまで7戦して【4.0.0.3】。逃げ馬の宿命か、1着または着外かの成績だが、自分の形に持ち込めれば簡単に止まらない。

△1......ショウナンラプンタは芝2000Mの新馬戦を楽勝し、4戦目に2400Mのゆきやなぎ賞を快勝。続く青葉賞では2着に健闘した。ただ、ダービーではテンから行きたがり15着に敗退。折り合いに不安を残したが、秋始動の神戸新聞杯で3着と巻き返した。京都コースは初めてでも、たたき2戦目の上積みに期待する。

△2......コスモキュランダは初勝利まで4戦かかったが、弥生賞を豪快なまくりで圧勝した。春のクラシックは皐月賞2着、ダービー6着。タイトル奪取はならなかったが、秋初戦のセントライト記念で2着。ラスト1冠奪取に向けメドの立つ競馬を見せた。距離延長にも不安はない。

△3......ダノンデサイルはダービーからのぶっつけ本番。皐月賞は右前跛行で競走除外となり、ゲートインがかなわなかったが、続くダービーでは好位追走から直線で勢いよく突き抜け、世代の頂点に輝いた。レースぶりから3000Mに距離が延びても克服可能。久々さえクリアできれば2冠に手が届く。

新着ニュース

ニュース一覧

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧