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2024年9月1日(日)

11R
2024年9月1日(日)
3回新潟8日
15:45発走

農林水産省賞典 新潟記念 GIII

芝・左・外 2000m 天気:
馬場:
3歳以上 オープン (国際)(特指) ハンデ 本賞金:4300、1700、1100、650、430万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ゴールドプリンセス
2 2 ライトバック
3 3 ジューンアヲニヨシ
4 4 シンリョクカ
5 5 ファユエン
5 6 アスクワイルドモア
6 7 セレシオン
6 8 アリスヴェリテ
7 9 キングズパレス
7 10 バラジ
8 11 エーデルブルーメ
8 12 レッドラディエンス

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 12=9 12=2 12-8 12-11 9=2
綾恵 9=11 9=12 9-2 9-7 11=12
ナベ 11=7 11=9 11=10 11=12
たま 2=12 2=9 2=1 2=7

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はレッドラディエンス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.57.9
重賞初挑戦の前走・七夕賞(G3)を2馬身差で快勝。道中は中団に構えて脚をため、直線に入ると力強く突き抜けた。レースぶりに安定感があり、12戦して3着を外したのは新馬戦のみ。自在性のある脚質を生かして重賞連勝を狙う。

対抗はキングズパレス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.0
こちらは前走・七夕賞(G3)で2着。レッドラディエンスとは位置取りの差が出たものの、こちらも鋭く脚を伸ばしていた。新潟2000Mは前々走・新潟大賞典(G3)でハナ差の2着。引き続き勝ち負けを期待したい。

単穴はライトバック。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
近2走は桜花賞(G1)、オークス(G1)で連続3着。桜花賞では32秒8の上がりで0秒1差まで追い込むなど、強力な決め手が持ち味だ。今回は実績のある新潟コース。展開次第で逆転の場面があっても驚けない。

抑えはアリスヴェリテ。穴はエーデルブルーメ。

今週のワンポイントアドバイス

恵量で大駆け、ライトバック

サマー2000シリーズの最終戦。12頭立てでも好メンバーがそろい、難解なレースになった。今回シリーズ王者の資格があるのは、トップタイの12点で並ぶノースブリッジとリフレーミング(今回は出走なし)、3位タイのレッドラディエンス(10点)、6位タイのキングズパレス(5点)の4頭。タイトルの行方にも大いに注目が集まる。

過去10年、連対馬は1−5、6−9、2−1、6−1、1−6、2−6、2−3、12−3、10−9、2−7番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は4、4、2連対とほめられた成績ではなく、6〜12番人気からも9頭の伏兵馬が連対している。

馬連配当は
1000円台...3回
2000円台...2回
4000円台...1回
6000円台...2回
万 馬 券......2回

2021年に1万940円と荒れ、翌年も2万8250円の万馬券が飛び出して、昨年も6240円で決着。3年連続で高配当決着となっている。

一方、3着に3、13、9、12、13、8、5、2、3、10番人気が入線した3連単配当は、2万、38万、5万、13万、5万、10万、3万、26万、70万、22万円台。こちらも近3年連続で6けた配当の大荒れ。2けた人気が馬券に絡むことも珍しくなく、波乱の連続となっている。

連対馬20頭のクラス別はG1組6連対、G2組1連対、G3組10連対、3勝クラス組3頭。格上の重賞組が強く、条件組は苦戦を強いられている。

ステップは小倉記念、函館記念、七夕賞組が3連対で並び、2連対のダービー組と天皇賞(春)組が続く。サマー2000シリーズの最終戦ということもあり、シリーズ対象レースから臨んだ馬が5勝を含む9連対の活躍。これに前走G1組を加えると、連対馬の75%を占めることとなる。条件に該当する馬を軸に据えるのが無難か。

所属別は
関東馬【4.6.2.67】
4歳馬【6.4.8.72】

連対率は13、11%。連対数が互角で、率にも大きな開きはないが、3着数で関西馬がリードしている。

年齢別は
3歳馬【2.0.1.6】
4歳馬【2.3.4.22】
5歳馬【3.4.2.41】
6歳馬【2.1.1.33】
7歳馬【1.1.2.28】
8歳上【0.1.0.9】

連対率は22、16、14、8、6、10%。5歳馬がトップに立っているものの、出走の少ない3歳馬が勝率、連対率で首位をキープしている。

牡馬153頭と牝馬16頭で争われた性別は、牡馬が20連対し、牝馬に連対はなし。牝馬は苦戦しているが、出走自体が少なく参考程度にとどめておきたい。3歳牝馬の出走は実に28年ぶりのレアケースで、ライトバックの態勢逆転があっても驚けない。

連対馬のハンデは(56、54)(56、56)(55、58)(55、56.5)(54、57)(57、54)(56、56)(55、57.5)(57.5、57)(54、58)キロで決着。20頭中18頭は54〜57.5キロの斤量で連対。53キロ以下の軽量馬や58・5キロ以上の重量馬に連対例はない。

また、トップハンデ馬は(6、10、11)、6、(2、16)、16、7、(12、16)、6、(2、13、17)、(1、8)、2着。ハンデ頭は1勝、2着3回とアテにならないが、ここ3年連続で連対を決めている。(たま)


◎......ライトバックは春の牝馬クラシックで連続3着。桜花賞は4コーナー最後方から2着とクビ差まで追い上げ、オークスでは2頭に離されたものの、ゴール前猛追して馬券圏を確保した。初の古馬相手で楽ではないが、新潟はデビュー勝ちしたコースで、52キロは恵量だ。重賞初勝利で秋に弾みをつける。

○......レッドラディエンスはサマー2000シリーズのタイトルがかかる重要な一戦。首位のノースブリッジとリフレーミングを2ポイント差で追いかけている。シリーズ初戦の七夕賞では馬場の真ん中から堂々の差し切り勝ち。度重なるケガで出世が遅れたが、5歳を迎えて本格化。今なら重賞連勝も可能だ。

▲......キングズパレスは2走前の新潟大賞典で33秒6の上がりで追い上げてハナ差の2着。前走・七夕賞でも勝ち馬と互角の上がりで2着。それぞれスロー、ハイペースと流れが異なる中で、中団以降から鋭く伸びて重賞でも通用する脚力を見せた。芝2000Mは【2.5.0.0】。Vならシリーズ王者のチャンスがある。

△1......ゴールドプリンセスは前走・天皇賞(春)で9着敗退。スタートを決めて中団で立ち回れたが、勝負どころで苦しくなり後退。それでも最後までしぶとい伸び脚を見せた。昇級戦がG1挑戦だったことを思えば悲観する内容ではない。久々の2000MでもG3なら見捨てられない。

△2......セレシオンは春に弥彦Sを勝ち、同じ舞台の関越Sでレコード決着の3着。昇級戦で持ち時計を大きく詰めた。昨年の夏は菊花賞以来1年ぶりの魚沼Sでハナ差の2着に好走し、一昨年には阿賀野川特別を3馬身半差で圧勝と新潟を得意にしている。久々の重賞でもハンデ戦ならチャンスはある。

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