2019年4月14日(日)

11R
2019年4月14日(日)
3回中山8日
15:40発走

皐月賞 GI

芝・右 2000m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 定量 本賞金:11000、4400、2800、1700、1100万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 アドマイヤマーズ
1 2 サトノルークス
2 3 ファンタジスト
2 4 ダノンキングリー
3 5 ランスオブプラーナ
3 6 クラージュゲリエ
4 7 ヴェロックス
4 8 ニシノデイジー
5 9 メイショウテンゲン
5 10 シュヴァルツリーゼ
6 11 ラストドラフト
6 12 サートゥルナーリア
7 13 ブレイキングドーン
7 14 ダディーズマインド
7 15 クリノガウディー
8 16 タガノディアマンテ
8 17 アドマイヤジャスタ
8 18 ナイママ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 12=1 12=4 12-7 12-8 1=4
綾恵 8=12 8=15 8-1 8-10 12=15
山田 12=1 12=4 12=7 1=4 1=7 4=7
たま 7=12 7=4 7=1 7=9 7=11

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はサートゥルナーリア。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.01.6
前走・ホープフルS(G1)を制し、デビューから無傷の3連勝。直線で窮屈になる場面があったものの、狭いところを力強くこじ開けてG1タイトルを奪取した。母に名牝シーザリオ、半兄にG1ホースのエピファネイア、リオンディーズを持つ超良血馬で、ポテンシャルは世代屈指。今回は中106日という異例のローテがカギとなるが、調教では軽快な動きを見せている。前走で長距離輸送は経験しており、中山の急坂も対応済み。無敗のまま1冠目をつかみ取る。

対抗はアドマイヤマーズ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
昨年の朝日杯フューチュリティS(G1)を制し、最優秀2歳牡馬のタイトルを獲得。今年初戦の共同通信杯(G3)で初黒星(2着)を喫したが、勝ち馬のダノンキングリーより斤量が1キロ重かったため簡単に評価は下げられない。中間の調教では攻めを強化し、臨戦態勢は万全。さらなる距離延長が課題となるが、立ち回りの上手さを発揮できれば巻き返しは可能だ。

単穴はダノンキングリー。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走・共同通信杯(G3)でアドマイヤマーズを破り、重賞初制覇。前半1000M61秒5のスローペースにしっかり折り合うと、直線最内から上がり3ハロン32秒9の豪脚で鮮やかに差し切った。本馬もサートゥルナーリアと同様、デビュー以来3戦無敗。今回の中山コースでは、前々走・ひいらぎ賞(500万下)を圧勝している。決め手が生きる展開になるようなら戴冠のシーンも。

抑えはヴェロックス。穴はニシノデイジー。

今週のワンポイントアドバイス

距離経験豊富、ヴェロックス

舞台が阪神から中山に替わり、今週は牡馬クラシックの第1冠「皐月賞」が行われる。今年は3戦3勝のサートゥルナーリアとダノンキングリーに人気が集まる。しかし、ここ3年は1、2番人気が連から消えて高配当が続いている。無敗馬が勝利して本命党に軍配が上がるか、それとも「荒れるG1」として定着するのか。過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。

連対馬は3-8、1-6、4-1、4-2、1-2、2-1、3-2、8-3、9-4、7-9人気の組み合わせで決着した(2011年は東京競馬)。

上位1〜3番人気の4、4、3連対は胸を張れる成績とはいえず、人気薄の6〜9番人気から計6頭が連対している。

馬連配当は
3 け た……3回
1000円台…3回
6000円台…1回
8000円台…1回
万 馬 券……2回

上位1、2番人気が連から外れた09年、16〜18年に6220円〜1万2880円の高配当が4回出ている。ただ、残る6回は2000円未満の堅い決着。堅いか荒れるかの見極めが必要となっている。

一方、3連単配当は、39万円台、3万円台、5万円台、1万円台、5920円、3万円台、1万円台、7万円台、106万円台、37万円台。一昨年に106万馬券が出る大荒れで、ほかにも37万馬券や39万馬券が出る波乱。人気薄馬の台頭も視野に入れておきたい。ちなみに、3着は4、11、8、3、3、8、4、1、12、8番人気だった。

路線別は6連対で弥生賞組がトップ。次いで、スプリングS組5連対、4連対で共同通信杯組、3連対の若葉S組の順。上記有力ステップが連対馬の90%を占め、残る2頭は毎日杯とアーリントンCからの参戦だった。なお、連対馬20頭中19頭は芝1800〜2000Mからの臨戦。中距離をステップにした馬が好走している。

また、出走間隔は中2〜8週で1、8、0、5、2、1、3連対。中1週の連闘馬や中9週以上の休養馬の連対はなく、中2〜8週が理想。ホープフルS以来3カ月半ぶりの出走となるサートゥルナーリアには試練のデータとなっている。

東西対決は関東馬が4勝2着0回、関西馬が6勝2着10回。関西馬が関東馬を圧倒し、3着を見ても「8対2」。関東馬は厳しい戦いを強いられている。

フルゲートの18頭立てで行われることも多く、枠の内外も気になるところ(15年は15頭、18年は16頭立て)。枠別の成績を見てみると、
1枠(1.0.1.17)
2枠(1.3.0.16)
3枠(0.1.1.18)
4枠(2.1.1.16)
5枠(0.1.2.17)
6枠(2.0.3.15)
7枠(2.2.1.23)
8枠(2.2.1.22)
(1、2、3着、着外)

内の1〜4枠は9連対(4勝、2着5回)で、外の5〜8枠が11連対(6勝、2着5回)。先週の桜花賞は外枠有利のデータが出ていたが、こちらは内枠と外枠はほぼ互角。枠番による有利不利は考えなくてもよさそうだ。


◎……3戦3勝の人気2頭に死角ありと見てヴェロックスを本命に推す。デビューから5戦3勝で、敗れた2戦も勝ち馬とは半馬身、タイム差なしと差はわずかだった。重賞勝ちはないが、2000Mの若駒S、若葉Sとレース最速の上がりで連勝中。豊富な距離経験を生かし切ればG1奪取も十分可能だ。

○……サートゥルナーリアは3戦3勝で同舞台のホープフルSを制覇。3戦とも余力十分で、その性能の高さは疑う余地がない。ただ、高速決着の経験がなく、さらに今回は106日ぶりの実戦。未知な面に不安があり、2番手評価とした。

▲……ダノンキングリーも3戦無敗で参戦。前走の共同通信杯では上がり32秒9の豪脚で2歳王者アドマイヤマーズを一蹴した。2走前のひいらぎ賞圧勝から中山替わりもOK。初距離の2000Mに不安を残すものの、現時点での完成度は高い。

△1……アドマイヤマーズは4戦4勝で朝日杯フューチュリティSを制覇。先週の桜花賞を圧勝したグランアレグリアを完封した。前走はハナに立って後続の目標とされて2着に敗れたが、3着には4馬身差をつけた。好位で立ち回れば2歳王者の逆襲も十分ある。

△2……新馬戦、京成杯を連勝してエリートコースに乗ったラストドラフト。前走の弥生賞でまさかの7着に敗退したが、連勝時に好位追走から後続をねじ伏せた潜在能力は侮れない。走法から時計のかかる馬場は不向き。良馬場で巻き返したい。

△3……メイショウテンゲンはこのレースで最多6連対を果たしている弥生賞の勝ち馬。その弥生賞はライバルたちが雨で重くなった馬場に苦しむ中、直線楽々と伸びて重賞初制覇を飾った。高速決着になると未知数の部分もあるが、雨が降れば上位争いは可能だ。

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