2014年6月1日(日)

10R
2014年6月1日(日)
2回東京12日
15:40発走

東京優駿 GI

芝・左 2400m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 定量 本賞金:20000、8000、5000、3000、2000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 サウンズオブアース
1 2 ワンアンドオンリー
2 3 マイネルフロスト
2 4 アドマイヤデウス
3 5 トゥザワールド
3 6 ショウナンラグーン
4 7 ウインフルブルーム
4 8 スズカデヴィアス
5 9 アズマシャトル
5 10 ベルキャニオン
6 11 ハギノハイブリッド
6 12 エキマエ
7 13 イスラボニータ
7 14 タガノグランパ
7 15 サトノルパン
8 16 レッドリヴェール
8 17 トーセンスターダム
8 18 ワールドインパクト

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 13=5 13=18 13-2 13-16 5=18
綾恵 5=13 5=6 5-10 5-16 13=6
山田 13=2 13=10 13=5 2=10 2=5 10=5
たま 2=11 2=5 2=13 2=16 2=18

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はイスラボニータ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
皐月賞(G1)を快勝し、4連勝で1冠目。トゥザワールドらを外から豪快にねじ伏せ、世代最強をアピールした。東京コースでは東京スポーツ杯2歳S(G3)をレコードで制するなど4戦4勝。折り合い面に不安がなく、距離延長にも難なく対応できそうだ。2冠達成の期待は十分とみる。

対抗はトゥザワールド。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
1番人気に推された前走・皐月賞(G1)で0秒2差2着。最後はイスラボニータの決め手に屈したものの、好位で運ぶレースぶりは安定度が高く、デビューからの6戦で(4・2・0・0)と連対を外していない。初の左回りに対応できれば、ここでも首位争いになっていいだろう。

単穴はワールドインパクト。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.26.5
トライアルの前走・青葉賞(G2)で2着に入り、優先出走権を獲得。早めに動いて終いの伸びを欠いたが、負けて強しと言える内容だった。前々走の大寒桜賞(500万下)ではハギノハイブリッドを豪快に差し切るなど、能力の高さは証明済み。このメンバーでも楽しみがある。

抑えはワンアンドオンリー。穴はレッドリヴェール。

今週のワンポイントアドバイス

決め手一番、ワンアンドオンリー

2011年に誕生したサラブレッドは7123頭。第81代のダービー馬の栄冠を勝ち取るのはどの馬か。過去10年のデータでレース傾向を探ってみたい。

過去10年、連対馬は1-5、1-2、1-4、3-14、1-12、2-5、7-5、1-10、3-5、1-3番人気で決まった。1番人気は6連対とまずまずの成績だが、2、3番人気が2、3連対と精彩を欠いている。ただ、上位人気がそろって馬券圏外に消えたのは1回だけ。人気馬に伏兵馬が絡むヒモ荒れ傾向を見せている。

馬連配当は
3 け た……2回
1000円台…1回
2000円台…1回
3000円台…2回
5000円台…1回
万 馬 券……3回

14番人気と12番人気が2着に健闘した07、08年と、上位人気が総崩れとなった10年に万馬券が飛び出している。

また、9回の3連単配当は4250円、1万円台、215万円台、20万円台、20万円台、15万円台、10万円台、8万円台、5万円台。第1回の05年こそ4けた配当で平穏に収まったが、その後は215万馬券や10万超馬券が飛び出す大荒れ。一筋縄では収まらないレースとなっている。ちなみに、3着には7、7、4、6、8、1、8、7、8番人気が入線した。

連対馬20頭のステップ(成績)は、皐月賞組(1、1、9、14、13、3、4、1、3、2着)が10連対でトップ。NHKマイルC組(1、11、1着)、青葉賞組(1、1、1着)、京都新聞杯組(1、1、1着)が並んで3連対で続き、桜花賞組(2着)1連対の順。G1組は前走成績に関係なく巻き返し可能となっているが、G2組は前走1着が理想となる。

キャリアは3〜11戦以上馬が0、1、7、7、1、1、1、2、0連対。3戦以下から連対した例はなく、11戦以上の連対馬も見られない。

また、勝利数別は2〜5勝馬が2、11、5、2連対。2勝馬は2連対と物足りない成績だが、ここ6年で見ると、2、3、4、3、1、3着。毎年のように馬券対象となっている。

所属別は関東馬が53頭出走して3連対(連対率6%)、関西馬は125頭で17連対(同14%)。関西馬が関東馬を大きくリードしている。

連対馬の前走着順は(11・2・2・5)(上から1、2、3着、着外)の成績。1、2着馬の75%は前走3着以内に好走していた。また、3着馬を見てみると(3・5・0・2)。こちらも80%が馬券対象だった。なお、着外から巻き返した7頭中6頭は皐月賞からの参戦馬で、残る1頭がNHKマイルCだった。

最後に枠番別成績を内枠と外枠で見ると、1〜4番枠は6、1、4、3連対で、5〜8番枠が2、3、0、1連対(07年は18番取り消しで17頭立て)。内枠の14連対(7勝2着7回)に対して、外枠の6連対(3勝2着3回)。発走地点から1コーナーまで約350Mあり、枠順による有利不利はないように見えるが、内の1〜4番枠が勝利数、連対数で外枠を大きく上回っている。


◎……ワンアンドオンリーは前走の皐月賞で大外から追い込んで0秒3差の4着。3コーナー手前から長くいい脚を使って、本番のダービーへつながるいい走りを見せた。弥生賞、皐月賞でのゴール前の勢いはこの馬が一番。直線526Mの東京なら差し切りが期待できる。

○……初勝利までにハギノハイブリッドは4戦かかったが、その後は不利を受けた共同通信杯(6着)以外、2、2、1、1着。特に前走の京都新聞杯は直線で内にモタれながら、後続を0秒2突き放す強い競馬だった。キャリア9戦の豊富な上がり馬。東京に勝ち星があるのも心強い。

▲……1番人気に推された皐月賞でトゥザワールドは0秒2差の2着。前半で少し力むような走りを見せていたが、最後はしっかりと伸びてきた。前々で立ち回れる器用さがあり、オークス2着の母の血筋から距離延長にも不安はない。

△1……イスラボニータは初の中山、距離不安を一蹴して1冠を勝ち取った。東京は4戦4勝で2冠も見えてくるが、父フジキセキのイメージから距離は1600〜1800Mがベストか。さらに今回は追われる立場で道中のマークも相当に厳しくなる。実績一番でも△の筆頭としたい。

△2……ワールドインパクトは2勝2着4回。デビュー以来6戦してまだ一度も連を外していない。前走の青葉賞はアタマ差の2着に敗れたが、2走前の大寒桜賞でハギノハイブリッドを下した末脚はここでも十分通じる。大外18番枠は大きなビハインドとなるが、軽視は禁物だ。

△3……レッドリヴェールは昨年のJRAの最優秀2歳牝馬。前走の桜花賞でハープスターのハナ差の2着に泣いたが、勝ったハープスターは新潟2歳Sでイスラボニータを3馬身ちぎっている。机上の計算では首位争いになるはずだが、気になるのは関西からの長距離輸送。418キロの馬体がどうなっているか、当日のパドックの気配に注意したい。

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