2010年12月5日(日)
11R
2010年12月5日(日)
5回阪神2日
15:40発走
ジャパンカップダート GI
ダート・右 1800m
天気:
馬場:
稍重
サラ系3歳以上
オープン (国際)(指定) 定量
本賞金:13000、5200、3300、2000、1300万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | シルクメビウス | |||||
2 | キングスエンブレム | |||||
3 | トランセンド | |||||
4 | マルカシェンク | |||||
5 | ラヴェリータ | |||||
6 | ダイショウジェット | |||||
7 | アリゼオ | |||||
8 | バーディバーディ | |||||
9 | トーセンブライト | |||||
10 | ヴァーミリアン | |||||
11 | クリールパッション | |||||
12 | アドマイヤスバル | |||||
13 | ダイシンオレンジ | |||||
14 | グロリアスノア | |||||
15 | マカニビスティー | |||||
16 | オーロマイスター |
買い目
大多 | 1=3 1=2 1-5 1-10 3=2 |
---|---|
綾恵 | 3=1 3=5 3-2 3-7 1=5 |
山田 | 1=2 1=12 1=3 2=12 2=3 12=3 |
たま | 3=2 3=7 3=1 3=14 3=16 |
予想
本命はシルクメビウス。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.49.6
昨年の当レース2着馬。その後は始動戦のアンタレスS(G3)こそ5着に敗れたものの,東海S(G2)からブリーダーズゴールドC(交流G2)を連勝し,改めて力のあるところを見せつけた。久々の前走・JBCクラシック(交流G1)は勝ち馬に完敗の形とはいえ,4着なら大きく評価を下げる必要はないはず。昨年の覇者エスポワールシチーが不在の今回は,G1タイトル奪取の大きなチャンスとなりそうだ。
対抗はトランセンド。
実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.49.3
東海S(G2),日本テレビ盃(交流G2)で連続2着すると,叩き2走目の前走・みやこS(G3)を逃げ切って重賞2勝目。道中マイペースで行けたことは確かだが,終いまでキッチリと伸びており,完勝と言える内容だった。今回はG1初挑戦となるものの,抜けた相手は見当たらず,他にハナを主張しそうな同型も不在。内枠からレースを運べる点もプラスとなりそうなだけに,前走の再現があっても決して驚けない。
単穴はキングスエンブレム。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.50.0
JRA史上最多,G1で9勝の実績を誇るヴァーミリアンの半弟。長期休養明けから2戦は大敗したが,3走前のオークランドRCT(準OP)から次走のシリウスS(G3)を連勝し,初の重賞タイトルを獲得した。前走のみやこS(G3)はトランセンドの逃げ切りを許したものの,1キロの斤量差が無くなる今回は,逆転の可能性まで考えておくべきだろう。
抑えはヴァーミリアン。穴はラヴェリータ。
今週のワンポイントアドバイス
ピークの仕上がり,トランセンド
今年は06年に続き外国馬の参戦がなく,本来なら主役となるべきエスポワールシチーやJBCクラシックを制したスマートファルコンも不在。いまひとつ盛り上がりに欠けるが,その分レースは群雄割拠の混戦となった。
データは1,2,4〜8回は東京2100Mで,02年は中山競馬1800Mで行われたが,ここでは過去10回のレースを対象に傾向を見てみた。
連対馬は4-5,1-3,5-13,11-1,4-1,1-11,7-1,1-6,4-7,1-5番人気の組み合わせで決着した。1番人気は7連対となかなかの成績だが,2,3番人気が0,1連対と不振で,代わりに6番人気以下から6頭の伏兵馬が連に絡んでいる。
馬連配当は3けた〜1000円台5回,3000〜5000円台3回,万馬券2回。02年に6万100円,08年に1万1710円の万馬券が飛び出す一方で,2000円以内の順当な決着も5回。堅い馬券と万馬券が混在する難解なレースとなっている。
連対馬20頭のクラス別は重賞組17頭,オープン特別組1頭,条件組2頭。重賞をステップに出走した馬が好成績を挙げている。
路線別は8連対のJBCクラシック組がトップ。次いで武蔵野S組5連対,南部杯組3連対の順。なお,最多連対のJBCクラシック組は02〜08年まで7年連続連対の活躍を見せている。
年齢別は3〜7歳上馬が4,3,8,5,0連対。連対率は14,9,20,15,0%。連対数で5歳馬が一歩リードしているが,率では3歳,5歳,6歳世代に大きな差は見られない。
◎…トランセンドは過去2回レコード勝ちの快速馬。前走も好スタートからハナを立ち,先行馬にやや厳しい流れの中で,後方から追い込んだキングスエンブレムの追撃を封じた。ここも楽に単騎逃げが打てるメンバー。ピークのデキの今ならG1制覇は十分可能だ。
○…前走のキングスエンブレムは◎にまんまと逃げ切られたが,中団から上がり36秒4の豪脚で追い上げた。3走前に1600万下を勝ち,続くシリウスSで初重賞V。実績では見劣るが,底を見せていない魅力は大きい。
▲…アリゼオは春のスプリングSで,のちのジャパンC勝ちのローズキングダムを封じ込め,秋初戦の毎日王冠では古馬を一蹴した。強い3歳世代の中でトップ級の力量馬。ダートは未知数だが大駆けが期待できる。
△1…前走のJBCクラシック(船橋競馬)でシルクメビウスはまさかの9馬身半差の4着。3カ月ぶりと長距離輸送の影響が出たようだ。休養前に交流G2を連勝した実力馬。過去4回のたたき2戦目はすべて1着。一変を警戒したい。
△2…グロリアスノアは前走で武蔵野Sを勝ち重賞2勝目。2月のフェブラリーSで5着に健闘し,続くドバイ遠征でも4着だった。1ハロン距離が長い気もするが,G1で通用する地力を秘めている。
△3…オーロマイスターは2走前の交流G1南部杯で,2着のエスポワールシチーを3馬身ちぎって重賞初制覇。それも1分34秒8のレコードの勝利だった。前走の凡走は気になるが,G1馬の底力は軽視できない。