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2009年11月15日(日)

11R
2009年11月15日(日)
京都
15:40発走

エリザベス女王杯 GI

芝・右・外 2200m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際) 牝 (指定) 定量 本賞金:9000、3600、2300、1400、900万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ウェディングフジコ
1 2 メイショウベルーガ
2 3 チェレブリタ
2 4 ジェルミナル
3 5 リトルアマポーラ
3 6 ピエナビーナス
4 7 クィーンスプマンテ
4 8 カワカミプリンセス
5 9 ブラボーデイジー
5 10 シャラナヤ
6 11 テイエムプリキュア
6 12 ブロードストリート
7 13 サンレイジャスパー
7 14 ニシノブルームーン
7 15 ミクロコスモス
8 16 ブエナビスタ
8 17 ムードインディゴ
8 18 レインダンス

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 16=12 16=5 16-10 16-17 12=5
綾恵 16=5 16=12 16-4 16-15 5=12
山田 16=8 16=5 16=10 8=5 8=10 5=10
たま 12=16 12=15 12=5 12=10 12=17

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はブエナビスタ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
牝馬戦無敗のまま3冠を狙った秋華賞(G1)は勝ち馬にハナ差届かず,降着もあって3着まで。とはいえ終始窮屈な競馬であそこまで追い込んでくるのだから,G1・3勝馬の意地は見せたと言えるだろう。前走は中間に一頓挫あって調整が遅れたが,レース後はデキ落ちもなく,状態は高いレベルで安定。外回り2200Mへの舞台替わりは確実にプラスとなるため,ここは本来の力を見せ付ける一戦となりそうだ。

対抗はブロードストリート。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
こちらは秋華賞(G1)で繰り上がりの2着。不利を受けながらもブエナビスタと同じ34秒3の末脚を使ってくるあたり,勝負根性には目を見張るものがある。前々走のローズS(G2)ではレッドディザイアを負かしてレコード勝ちするなど,春を越して急激に力を付けてきた一頭。レースセンスが高く初距離にも不安はないため,打倒ブエナビスタの一番手に評価できる存在だろう。

単穴はリトルアマポーラ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.12.1
昨年の当レース覇者。前走の府中牝馬S(G3)は5着に敗れたが,先行馬総崩れの厳しい流れの中で,唯一掲示板に踏み留まって力を見せた。今年は4戦して未勝利と勢いの面では物足りないものの,久々を叩かれた上積みが期待できることに加え,京都へのコース替わりは望むところ。好位から早めに抜け出すことができれば,持ち前の粘り強さが発揮できそうだ。

抑えはシャラナヤ。穴はムードインディゴ。

今週のワンポイントアドバイス

決め手上位,ブロードストリート


過去10年,連対馬は2-7,3-1,4-2,1-2,2-1,2-5,2-5,7-2,1-3,4-1番人気の組み合わせで決着した。

馬連配当は3けた〜2000円台7回,3000円台〜5000円台3回。

1,2番人気がそろって連から消えた年はなく,最高配当は99年の5270円。牝馬限定戦でも平穏に収まっている。また,過去5回の3連単配当は5万3750円,1万7500円,9万2970円,6290円,1万2690円。06年に9万馬券が出ているが,こちらも大波乱までには至っていない。

連対馬のステップは秋華賞組8連対,府中牝馬S組5連対,天皇賞(秋)組3連対。最多連対の秋華賞組は現在3年連続で優勝中と好相性を見せている。

重賞実績は桜花賞,オークス,秋華賞に注目。連対馬20頭中16頭が3冠レースで連対した経験があった。今年はカワカミプリンセス,ブエナビスタ,ブロードストリート,ムードインディゴ,レインダンスの5頭がこの条件に該当する。

年齢別は3〜6歳上馬が59,52,40,9頭出走して,8,6,6,0連対。連対馬は3〜5歳馬に限られ,3着入線までに拡大して見てみても6歳以上馬は一昨年のスイープトウショウ(6歳)1頭だけ。6歳以上馬は狙いづらい。


◎…ブロードストリートはローズSで重賞初制覇を果たし,前走の秋華賞でも2着。4コーナーの不利で立て直すロスがありながらブエナビスタと同じ34秒3の上がりで駆け抜けた。秋2戦は新女王にふさわしい堂々のレースぶり。オークス4着の実績から2200Mも守備範囲。決め手勝負ならヒケを取らない。

○…ブエナビスタは秋華賞で勝ち馬・レッドディザイアにハナ差まで迫る2着入線。4コーナーで他馬の進路を妨害したとして3着降着の処分を受けたが,直線の豪脚には,その能力の高さを改めて見せ付けられた。牝馬3冠は逃したが,舞台が京都の外回りに変われば,能力をフルに発揮できる。

▲…前走の秋華賞でミクロコスモスはダッシュが鈍く最後方からの競馬。直線でやや進路の塞がるシーンもあったが,ラチ沿いからレース最速の上がりで5着に追い込んだ。ここ2戦は出遅れているが,キャリア1戦で挑んだ阪神JFでブエナビスタの3着に突っ込んだ末脚は間違いなくG1級。荒削りな印象だが,はまれば一発が決まる。

△1…ムードインディゴは前走の府中牝馬Sで2着を2馬身ちぎって圧勝。勝ちタイム1分44秒6は1週前のカンパニー(今年秋の天皇賞馬)の毎日王冠を0秒7も上回っている。秋華賞2着の京都へのコース替わりなら問題はなく,待望のG1制覇も十分可能だ。

△2…リトルアマポーラは昨年,好位5番手から直線で鮮やかに抜け出し,女王の座を射止めた。前走の府中牝馬Sは久々と,先行馬には厳しいペースを追いかけて直線で息切れした。もともとが使ってよくなるタイプ。たたき2戦目の一変があっても驚けない。

△3…外国馬のシャラナヤは前走でG1オペラ賞を制して来日。ここまで外国馬は6頭出走して最高3着と苦戦しているが,G1馬の参戦は今回が初めて。日本馬との比較は難しいが,勝てば賞金とは別に9000万円のボーナスも手に入る。ノーマークにはできない存在だ。

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