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2008年11月16日(日)

11R
2008年11月16日(日)
京都
15:40発走

エリザベス女王杯 GI

芝・右・外 2200m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際) 牝 (指定) 定量 本賞金:9000、3600、2300、1400、900万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 レインダンス
1 2 レッドアゲート
2 3 ビエンナーレ
2 4 フェアブリーズ
3 5 ポルトフィーノ
3 6 トレラピッド
4 7 マイネレーツェル
4 8 エフティマイア
5 9 アルコセニョーラ
5 10 ピサノジュバン
6 11 ムードインディゴ
6 12 アスクデピュティ
7 13 ベッラレイア
7 14 コスモプラチナ
7 15 カワカミプリンセス
8 16 リトルアマポーラ
8 17 トウカイルナ
8 18 レジネッタ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 15=13 15=5 15-8 15-11 13=5
綾恵 15=5 15=13 15-1 15-11 5=13
山田 15=11 15=16 15=5 11=16 11=5 16=5
たま 13=11 13=15 13=8 13=9 13=18

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はカワカミプリンセス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.11.4
長期休養明けの金鯱賞(G2)でエイシンデピュティから小差の3着に入ると,また少し間隔の空いた前走・府中牝馬S(G3)でも半馬身差の2着を確保。降着になったとはいえ,一昨年の当レースでは1位入線の実績があるのだから,牝馬同士なら断然の力を持つことは間違いないだろう。太め残りを叩かれて馬体も大幅に良化しているため,ここは中心視して当然の存在だ。

対抗はベッラレイア。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.15.2
こちらも前走の府中牝馬S(G3)は休養明けだったが,カワカミプリンセスから0秒2差の3着に入り,復活をアピール。上がりは勝ち馬に次ぐ33秒3をマークしており,ようやく良い頃の状態に戻ってきた印象だ。もともとはクラシック戦線で,ダイワスカーレット,ウオッカとも差のない競馬をしていた素質馬。強烈な決め手が最大の武器で,前が崩れるような展開となれば,一気の差し切りも十分に可能とみる。

単穴はポルトフィーノ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
秋華賞は賞金不足で除外となったものの,同日に行われた清水S(準OP)は,後方からキッチリと伸びて快勝。控える競馬は始めてだったが,折り合い面に進境を見せる好内容だった。今回は一気の距離延長,相手強化と楽ではないだろうが,ようやく出走の叶ったG1の舞台で,一発を期待できるだけの力は秘めている。

抑えはムードインディゴ。穴はエフティマイア。

今週のワンポイントアドバイス

2強不在で,ベッラレイアV


今年の牝馬ナンバーワン決定戦。“女傑”といわれているウオッカとダイワスカーレットの参戦がないのは残念だが,なかなかの好メーバーがそろった。

過去10年,連対馬は2??5,2??7,3??1,4??2,1??2,2??1,2??5,2??5,7??2,1??3番人気の組み合わせで決まった。

1番人気は4連対,3番人が2連対と不振だが,それを2番人気が8連対でカバーしている。

馬連配当は3けた??2000円台6回,3000円??5000円台4回。極端な人気薄の台頭はなく,ここまで万馬券は出ていない。しかし,過去4回の3連単配当は5万3750円,1万7500円,9万2970円,6290円。昨年こそ4けた配当で堅く収まったが,一昨年まではすべて万馬券で決着。波乱を視野に入れた馬券検討が必要だ。

ステップは秋華賞組7連対,府中牝馬S組6連対,天皇賞(秋)組3連対の順。なお,最多連対の秋華賞組は5,2,1,2,1,3,1着から本番で連対を果たしている。

また,重賞実績を見てみると,連対馬20頭中16頭が桜花賞,オークス,秋華賞の1,2着馬。3歳G1戦線で活躍した馬が連対の8割を占めている。今年はエフティマイア,カワカミプリンセス,ベッラレイア,ムードインディゴ,レインダンス,レジネッタの6頭がこの条件を満たしている。なお,該当しない4頭は古馬の重賞で2勝以上を挙げていた。人気を集めそうなポルトフィーノと外国馬トレラビットは上記2条件をクリアーできず,データからは苦戦しそうだ。


◎…ベッラレイアは府中牝馬Sで上がり33秒3の末脚で3着。上位2頭には及ばなかったが,4カ月ぶりを感じさせない鋭い決め手を発揮した。昨年のオークスでは1番人気に支持されながらハナ差の2着。同期のダイワスカーレット,ウオッカと好勝負をしていた。2強不在なら女王の座を射止めるチャンス。

○…相手はムードインディゴ。秋の2戦は追い込んでいずれも2着だが,ローズSが道悪で,前走の秋華賞は良馬場。馬場状態に左右されないのは大きな強み。距離延長,直線の長い外回りも望むところだ。

▲…カワカミプリンセスは一昨年,このレースで1着から12着に降着となったが,それまでは圧倒的な強さで牝馬の頂点に立っていた。前走の府中牝馬Sでは勝ち切れなかったが,半馬身差の2着に入り,復調をアピールした。すんなりと勝ち上がっても驚けない。

△1…エフティマイアは桜花賞,オークスとも2着。あとひと押しが利かずにタイトルを奪取できずにいるが,3歳世代でトップ級の破壊力を秘めている。古馬相手でも展開ひとつで勝ち負けできるポジションにいる。

△2…前走の秋華賞でレジネッタは先行馬を見ながらの理想的な競馬。この馬の勝ちパターンに持ち込んで追い出したが,いつもの伸びが見られずに8着に敗れた。今年の桜花賞馬で,オークスでも3着。3歳世代トップの末脚を秘めている。

△3…アルコセニョーラは2走前に長くいい脚を使って新潟記念を快勝した。前走の府中牝馬Sでは決め手を生かし切れず8着に敗れたが,着差は0秒5。着順ほど大きく離されてはいない。道中で脚をタメられれば大駆けがある。

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