F1 70周年記念！ ファンが選ぶ「歴代最強」ドライバー・チーム
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F1世界選手権化70周年を記念して投票を募った「ファンが選ぶ！ 歴代最強F1ドライバー・チーム」企画。ファンのみなさまに「最強」だと思うチームに投票してもらいました。
果たして、1位に輝いたチームは!? ランキング形式でご紹介します。（上位はスポーツナビアプリ限定公開。成績は8月3日時点のもの）
（監修：motorsport.com 日本版）
| 順位 | チーム名（年代） | 主な成績・所属ドライバー | 得票率 |
|---|---|---|---|
| 1 | マクラーレン・ホンダ（1988～92） | セナとプロストで、4年連続ドライバーズタイトル | 33.80% |
| 2 | フェラーリ（1996～2006） | シューマッハ皇帝時代、1999～2004年まで6連覇 | 19.27% |
| 3 | メルセデス（2014～） | 6年連続でWタイトル獲得、ドライバーはハミルトン、ロズベルグ、ボッタス | 14.51% |
| 4 | ウイリアムズ・ルノー（1991～97） | マンセル、プロスト、デイモン・ヒル、ジャック・ヴィルヌーヴらが王者に輝く | 13.20% |
| 5 | ウイリアムズ・ホンダ（1985～87） | 86～87年に2年連続コンストラクターズタイトル | 5.75% |
| 6 | レッドブル・ルノー（2010～13） | ベッテルを擁し、4年連続でWタイトルを獲得 | 3.86% |
| 7 | ブラウンGP（2009） | ホンダの跡を継いだ、バトン・バリチェロのコンビで王者獲得 | 2.27% |
| 8 | ロータス・フォード（1968～78） | フォードDFVを使い、グラハム・ヒル、リントらをチャンピオンに | 1.73% |
| 9 | ベネトン（1992～95） | シューマッハを王座に押し上げた | 1.19% |
| 10 | フェラーリ（1974～77） | 1975～77年にかけ、コンストラクターズタイトル3連覇 | 0.92% |
| 11 | ルノー（2003～06） | アロンソを擁し、05～06年に連続チャンピオン | 0.90% |
| 12 | マクラーレン・TAG（1984～86） | ニキ・ラウダとプロストで、コンストラクターズランキング連覇 | 0.65% |
| 13 | ティレル・フォード（1970～73） | ジャッキー・スチュワートがタイトルを2回獲得 | 0.54% |
| 14 | メルセデス（1954～55） | 54年は8戦中4勝、55年は6戦中5勝と圧倒的強さを誇った | 0.25% |
| 15 | フェラーリ（1950～53） | アルベルト・アスカリを擁し、52～53年にドライバーズタイトルを連覇 | 0.18% |
| 15 | マクラーレン・メルセデス（1998～2008） | 98年はコンストラクターズタイトル、その後もライコネンらを擁し、上位で安定 | 0.18% |
| 17 | マクラーレン・フォード（1976～77） | ラウダとの戦いは映画「RUSH」として描かれた | 0.09% |
| 18 | フェラーリ（1956～64） | ファンジオ、ホーソーン、ヒルなどにタイトルをもたらした | 0.07% |
| 18 | アルファロメオ（1950～51） | F1世界選手権初年度、インディ500以外を全勝 | 0.07% |
| 18 | レッドブル・ホンダ（2019～） | ホンダPUを搭載し、2019年は優勝3回。今シーズンも第5戦「F1 70周年記念GP」で優勝 | 0.07% |
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寸評
得票率トップとなったのは、1988年～92年のマクラーレン・ホンダだ。赤白のマールボロカラーをまとい、ホンダエンジンを使用。アイルトン・セナが3度、アラン・プロストが1度チャンピオンを獲得し、コンストラクターズタイトルを4連覇した。“セナ・プロ対決”に日本中、いや世界中が熱狂していただけに、納得の1位と言える。
2位はフェラーリ（1996～2006）。“皇帝”ミハエル・シューマッハが築き上げた、フェラーリの黄金時代だ。コンストラクターズタイトル6連覇、シューマッハがチャンピオン5連覇と、まさに時代を支配していた。
それを上回る支配力を見せている2014年以降のメルセデスが3位。6年連続でダブルタイトルを獲得しており、2020年も開幕4連勝と盤石の滑り出しを見せている。果たして、前人未到のダブルタイトル7連覇を達成できるのか……世界中のF1ファンが注目している。
ナイジェル・マンセルやデイモン・ヒル、ジャック・ヴィルヌーヴといった王者を輩出したウイリアムズ・ルノー（1991～97）や、ホンダV6ターボエンジンを搭載したウイリアムズ・ホンダ（1985～87）も上位に食い込んでいる。
レッドブルは、セバスチャン・ベッテルとともにダブルタイトル4連覇を達成したレッドブル・ルノー（2010～13）が6位にランクインしたほか、2019年に3勝を記録したレッドブル・ホンダにも票が投じられている。
（文：motorsport.com 日本版）