とにかく眠い、だるい、過食…それ「冬季うつ」かも!危険度チェックリスト

MELOS -メロス-
寒暖差の激しい日が続きますね。

寝ても寝ても眠いという方や、朝起きれないことに困っている方。実は「冬季うつ」の症状のひとつかもしれません。

【MELOS】

「冬季うつ」とは

あまり聞きなじみがないかもしれませんが、「冬季うつ」はその名の通り、冬特有の気候などが原因で症状が強くなる「うつ」を指します。

日照量の減少が大きく関わっているとされており、冬になって日が短くなると、人間の脳の中にある神経伝達物質「セロトニン」の機能が低下します。これにより、体内時計を調整するホルモンが乱れ、さまざまな不調が現れてくるというわけです。

不調の種類には、先ほど紹介した睡眠時間が増えるということに加えて、8:2の割合でかかりやすいのは女性とされており、とくに20代前半など若い女性に発症率が高いとされています。

冬季うつ予備軍チェックリスト

甘いものが無性に食べたくなる
しっかり寝たはずなのに、日中眠い
とくに午前中は調子が良くない
やる気が起きず、布団から出たくない
最近、食欲がまして体重が増えた
寒くなってから、睡眠時間が増えた
気持ちが落ち込み、何も楽しいと思えない


チェックリストの中から、3つ以上当てはまったら「冬季うつ予備軍」と言えるそうです。

気になるのは、これらの予防や改善策ですが、すぐにできる対策としてはどんなものがあるのでしょうか

「睡眠の質を上げる」「朝シャワーをあびる」ことで改善

一般的に、「冬季うつ」は、体内時計を調整するホルモンの乱れによるものなので、体内時計を戻すことなどが肝心です。

具体的には、朝シャワーを浴びることで交感神経を活性化させたり、朝起きて太陽の光をたっぷり浴びたりすることが有効とされています。

他にも、睡眠の質を上げること、セロトニンの原料となる「トリプトファン」というアミノ酸を多く含んでいる大豆製品やバナナ、鶏肉、豚肉を積極的に摂取することなども有効です。
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