触れて、引っ張るだけ 理学療法士おススメの頭スッキリ&小顔方法

ココカラネクスト
 今回は誰でも簡単に出来る、頭スッキリエクササイズをご紹介します。

 長時間のデスクワークによる目の疲労や、思考や悩みによる頭の疲労などはありませんか?

 あらゆる疲労対策にもなり、集中力を取り戻せるのが今回の簡単エクササイズです。また、急な写真撮影前の表情筋の活性や、毎日継続することで頭のハチ張りや頭痛の予防、更には小顔効果がかなり期待できます。

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〇〇に触れて、引っ張るだけ!

 難しいことは必要ありません。自分の手を使って身体の一部に触れるだけです。

身体の一部とは、ズバリ…

「耳」

です。

 耳ヨガや耳ツボダイエットなど、よく聞く言葉だと思います。耳自体が仕事の多い感覚器官であり、疲れやすい部位でもありますし、耳周囲の側頭筋など、筋や筋膜のつながりも多く、全身への影響はかなり強い部位でもあります。

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耳を引っ張る本当の理由

 ズバリ!耳を引っ張ることで、ギアである「蝶形骨」(ちょうけいこつ)を整えることが出来るのです。

 特に耳と顔面の骨はかなり密接な関係にあります。頭蓋骨は全部で23個の骨で形成されており、その一番中心にあり、全てのギアの役割になるのが、「蝶形骨」です。この蝶形骨を緩めてあげれば頭蓋骨全体が緩む事となります。
 詰まりきって、ふさがった頭蓋骨のつなぎ目に少しのあそびを作り、血液、リンパ液、脳せき髄液の通り道を解放してあげるといったイメージです。

 その蝶形骨は、頭の両側にある「側頭骨」(そくとうこつ)に挟まれており、耳はその「側頭骨」にくっついています。耳を引っ張ることで、蝶形骨と側頭骨の間に隙間ができ、蝶形骨を整えることが出来るのです。

 また蝶形骨は筋膜を通じ、横隔膜や全身に繋がっているため、身体全体を緩める事にもなりますし、顔のパーツの中心に位置するので直接顔の歪みの改善にもなります。
 頭蓋骨の動きを改善してあげることで、体液の流れが良くなり、頭がスッキリし、あらゆるトラブルが改善していくということです。

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おすすめの耳の引っ張り方

 まず単純に、耳の外側のふちや、耳たぶだけを動かすイメージではなく、指全体で覆いかぶせて、耳の内側の根元から耳自体を中央から引き離すイメージです。

 耳の内側の側頭筋も引き延ばすように、方向は後側方にです。分かりにくい方は、真横に引っ張りきってから、後ろに引っ張るというように、二段階におこなっても構いません。ゆっくりと呼吸を続けながら、耳と頭の側面に隙間ができるようなイメージとふわっとした、心地よい感覚になればOKです。(最初は30秒~1分程度が目安)
 1日何度行っても良いですし、ターニングポイントや休憩時間にリセットするような習慣が望ましいと思います。是非、お試しください!

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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません

[文: 吉田圭吾(小顔サロン be)]

※この記事は2024年8月19日の再投稿(再編集)記事です
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