「食事をすると自律神経が整う」気がする…なぜ?食事と自律神経の“深~い関係”

MELOS -メロス-
自律神経が乱れているな~と感じたとき、食欲がないものの何か少しでも食事を摂ると、なんだか症状が楽になってきたと感じることはありませんか? これって気のせいなのでしょうか、それとも「食事を摂ると自律神経のバランスが整う」メカニズムがあるのでしょうか。

株式会社Rebloodの薬剤師・食養アドバイザー・学校薬剤師・健康アドバイザーの箕浦雅子さんに聞きました。

【MELOS】

──季節の変わり目や悪天候のとき、自律神経の乱れからくる症状を感じ、食欲がないものの少しでも何かを食べると症状が収まることがよくあります。食事をすると自律神経のバランスが整うということはありますか?またその理由を教えてください。

食事の内容や摂り方によって自律神経のバランスを整えることは可能です。規則正しい食事のリズムは、体内時計や自律神経のバランスを整えるのに役立ちます。

人は通常食事を摂ると、消化活動を促進する「副交感神経」が優位になります。副交感神経とは、リラックスや休息の状態を促す神経ですので、これによって体がリラックスし、心身のバランスが整うことが期待できるのです。

そして、食後に血糖値が安定すると、自律神経も安定します。

夜遅くにガッツリ食べるのは注意
ただし、夜遅くに重い食事を摂ると消化に多くのエネルギーが必要になることで、逆に交感神経が活発化、体が覚醒状態になってリラックスすることが難しくなることがあります。

すると、睡眠の質が悪くなり、結果として自律神経のバランスが乱れやすくなります。

甘い飲み物や食べ物は注意
また、甘い飲み物や食べ物による血糖値の急激な変動は、交感神経が活発化しやすく、ストレスや不安感を引き起こしますので要注意です。

規則正しく栄養バランスの取れた食事を摂ることが、自律神経のバランスがとれた状態を保ちやすくするのです。

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