ヤマハ2025「INPRES(インプレス)」をHS40m/sのゴルファーが打ってみると

GEW(月刊ゴルフ用品界)

【INPRESドライバータイプD】

ヤマハは、「INPRES(インプレス)」の新シリーズとして、独自の8軸積層カーボンフェースを採用したドライバーをはじめとしたゴルフクラブ『INPRES DRIVESTAR(インプレス・ドライブスター)』を、フルラインアップで9月20日に発売した。

ドライバーは、三菱ケミカルとの共同開発で生まれた、8軸積層カーボンフェース「オクタアングルカーボンフェース」を搭載し、フェースの広範囲でボール初速の向上を実現する。また、カーボンフェースによる軽量化に伴い、バック側にウェイトを配置し「カウンターウェイトシステム」による最高クラスの縦横慣性モーメントが、インパクト時の打点ブレにも強さを発揮して安定したショットを生み出すとか。

HS40m/sのGEW記者・浅水敦が打ってみると・・・
アイアンは、図心を重心・打点に近づけることで反発効率を大きくする「3ポイント レゾナンス テクノロジー」の搭載と、高い強度を持つ新素材「X37」を採用した精密鋳造による1.1mm極薄ソールとの相乗効果により、打点の反発性能がアップしている。

HS40m/sのGEW・浅水敦が打ってみると・・・

【INPRES DRIVESTAR特長】

安心感のある大型ヘッドで“しっかりつかまえて”飛ばす『INPRES DRIVESTAR TYPE/D』と、投影面積を抑えた形状で“つかまり過ぎをおさえて”飛ばす『INPRES DRIVESTAR TYPE/S』の2モデルをラインアップ。

■カーボンフェースドライバーの常識を覆す「オクタアングルカーボンフェース」
三菱ケミカルとの共同開発で生まれた8軸積層カーボンフェースを搭載。定番の4軸や6軸を超える8軸のカーボンフェースは、広範囲における強度が向上したことでフェースのどこに当たっても高初速を可能にする。

■抜群の方向安定性「カウンターウェイトシステム」
軽量カーボンクラウンと軽量カーボンフェースの採用で生みだした余剰重量を飛距離とやさしさに必要な重心設計に最大限活用。縦横合計で約1万g・㎠の慣性モーメントを実現し、全方位の打点ブレへの圧倒的な強さを発揮する。

■心地よい打感
ヤマハ独自の打音解析により、カーボンフェース特有の打感と打音の懸念を解消。音の質を徹底的に追及し感性に訴えかける心地よい打感に到達した。

【INPRES DRIVESTAR フェアウェイウッド/ユーティリティ】

■高強度素材「X37」×カーボンクラウン
高い強度と粘り強さを持ち、より精密な設計が可能な高強度素材「X37」を採用。さらにカーボンクラウンとの組み合わせにより、驚きの飛距離と高弾道を生み出す。

■ボールスピード向上
偏肉設計により、実際にボールが当たるフェース下部を薄肉化(フェアウェイウッド:肉厚1・4㎜、ユーティリティ:肉厚1・5㎜)。これにより、打点部分の反発性能が向上し高初速を実現する。

■圧倒的な飛距離を高弾道で
カーボンクラウンの採用により生まれた余剰重量を重心設計に活用することで超低重心化を実現。前モデルよりクラブ長さを0・5インチ短くしているにもかかわらず、飛距離アップに成功。圧倒的な飛距離を高弾道で実現する。

【INPRES DRIVESTAR アイアン】

しっかりつかまえて飛ばす『INPRES DRIVESTAR TYPE/D』と、つかまり過ぎをおさえて飛ばす『INPRES DRIVESTAR TYPE/S』の2モデルをニーズに合わせてラインアップ。両モデルとも、飛距離・やさしさ・打感に優れた、今までの飛び系を超えるアイアン。

■反発効率を最大化する「3ポイント レゾナンス テクノロジー」
従来のアイアンはその形状によりフェース面上で最もたわむ「図心」が重心点や実際の打点と離れているため、飛距離の最大効率化が困難だったが、同社はアイアンヘッドのトゥ側にリブを配置することで、「図心」を重心点と打点に近づけ、反発効率を最大化することに成功した。

■打点部の初速性能を高める
高い強度と粘り強さを持つ新素材「X37」を採用し、ソール厚さわずか1・1㎜の精密一体鋳造を実現。前作よりもソールの反発エリアを拡大したことでソールのたわみ量が増大、特に打点に近いフェース下部の反発性能が飛躍的に向上している。

■圧倒的な飛距離を高弾道で実現
ソール後方に大容量のタングステンウェイトを配置(TYPE/D:41g、TYPE/S:77g)。超深重心+低重心化により、圧倒的な飛距離を高弾道で実現している。

■2モデルに対応した専用ウェッジ
TYPE/D、TYPE/Sのアイアン双方に対応する専用ウェッジを、42度(AW)、48度(AS)、55度(SW)の3種ラインアップ。アイアンに合わせた専用のロフト設計だからこそ推奨できるウェッジだ。
価格はドライバー1本9万7900円、フェアウェイ1本6万500円、ユーティリティ1本4万6200円。アイアンセット(4本・#7~PW)12万3200円、単品1本3万800円。

【INPRES DRIVESTAR For Ladies】

【INPRES DRIVESTAR For Ladies】

ヤマハならではのアプローチで女性の振りやすさを追求。「ヘッドは重く」「シャフトは軽く」「グリップはやや太く」「クラブ長さは短く」など細かい改良を重ね、10月5日に発売。

ドライバーには「オクタアングルカーボンフェース」を搭載し、高い強度と反発性能を備え、「カウンターウェイトシステム」によりレディースモデル最大級の慣性モーメントを実現している。

アイアンには独自に開発したレールが段階的に接地し、摩擦が減少する「スケーティングレールソール」を採用。レール効果によりダフってもソールが滑り、ミスを大幅に軽減してくれる。ゴルフを楽しむゴルファーのプレーを後押ししてくれるクラブ郡の登場だ。

価格はドライバー1本9万7900円、フェアウェイウッド1本6万500円、ユーティリティ1本4万4000円。アイアンセット(5本・#7~SW)14万8500円、単品1本2万9700円。


打音についてはこちらの動画をご覧ください。
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著者プロフィール

1978年2月創刊のゴルフ産業専門誌「月刊ゴルフ用品界」(GEW)を発行。2000年5月から影響力のあるコアゴルファーを対象にネット情報を発信するウエブサイト「GEW」を立ち上げた。各種業界団体と連携、ゴルフ市場活性化への活動も推進中。

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