寝てるとき“足がつる”のはストレスが原因?自律神経と足の健康の「深~い関係」

MELOS -メロス-
ストレスが体に与える悪影響は計り知れませんが、その中でも意外な影響の一つに「足がつる」という現象があります。自律神経のバランスが崩れることで、筋肉が異常に緊張しやすくなり、足がつりやすくなることがあるというのです。

この記事では、ストレスと足のつりの関係、自律神経がどのように影響を与えるのかを解説し、予防法についても紹介します。監修は、プロ野球選手やボートレーサーなどアスリートのパーソナルサポートを行う、株式会社脳レボ代表の川谷潤太さんです。

【MELOS】

ストレスが多いと足がつりやすくなる?

足がつる原因は水分やミネラル不足、運動不足などさまざまありますが、くわえてストレスが多いことは自律神経の乱れにつながり、足のつりやすさにも影響を及ぼします。

なぜストレス=自律神経の乱れ=足のつりに繋がるのか
自律神経(交感神経と副交感神経のバランス)は体温や心拍数などを調整し、体調を健康に保つ役割を担っています。

たとえば、交感神経は筋肉を収縮させ体温を上げるといった緊張状態を、副交感神経は筋肉を弛緩させて体温を下げるといった休息状態を作ります。

【MELOS】

ストレスがかかると、交感神経優位になり、結果的に筋肉の収縮が促進されます。緊張した際に手足が冷たくなることがありますが、これも交感神経の影響で、筋肉が収縮するので血行が悪くなり、筋肉に血液や酸素が届きにくくなります。

これらが重なるため、ストレスは足がつりやすくなることにつながると言えるでしょう。

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