朝・昼・夜、いつ運動すれば一番瘦せる?ダイエット効果に差が出るかも

MELOS -メロス-
 ダイエットをするのに適した「痩せる時間帯」があることをご存じでしょうか?

 運動やエクササイズをただやみくもにするよりも、体の仕組みや、痩せやすい時間帯を知ることでダイエット効果が高まります。

 ホルモンの分泌や代謝も関わっていますので、しっかり理解して、効率的にダイエットをしましょう。

【MELOS】

運動効果が期待できる時間帯とは

 ダイエットや運動をするのに、時間帯は関係ないように思いますが、実は関わっています。「コルチゾール」と呼ばれるホルモンは別名「ストレスホルモン」とも呼ばれ、ストレスがかかったときに分泌されます。

 コルチゾールの分泌は悪いことではないのですが、過剰に分泌されると、インスリン分泌にも関与してくるため、糖や脂肪が蓄積されやすくなります。

 コルチゾールの分泌が少ないのは、朝7時ごろと夜19時ごろです。この時間帯がダイエットに向いていると思われますが、運動をするタイミングは個人のライフスタイルや体内リズムに合わせることが大切です。

 以下では、適している時間帯、逆に避けた方がいいタイミングなどをご紹介します。

朝・昼・夜、それぞれの運動に適したタイミングとは

 運動をするには、自分のタイミングもありますが、基本的には午前中や昼休み、夕方に行うとよいでしょう。その理由を見ていきます。

朝の運動のメリット
 午前中は運動に適しています。朝食前に運動する場合は、軽いストレッチなどがおすすめです。朝食前に運動すると、食欲を抑えられる効果も期待できるでしょう。

 また、朝に運動すると交感神経が活発になり、基礎代謝もアップできます。ただし、朝の運動を取り入れる際は、起床直後を避けましょう。

昼の運動のメリット
 朝になかなか時間がとれない場合は、昼の運動もおすすめです。日中は交感神経が活発に働いているため、運動に適しています。

 しかし、お昼休みを活用して運動する場合は、激しい運動は不向きです。少し遠くまで歩いたり、ストレッチをするなど、軽めの運動にしておきましょう。

夜の運動のメリット
 夕方の時間帯も、交感神経が優位なので運動には向いています。この時間帯は体も温まっており、運動することで高い脂肪燃焼効果が期待できます。シャワーを浴びることで交感神経が活性化されるため、シャワー後の運動がおすすめです。

 ただし、夜が深まるにつれて交感神経から副交感神経に切り替わっていくので、激しい運動は避けたほうがよいです。ストレッチやヨガなど、筋肉をほぐして疲れを溜めない、かつリラックスできるものがよいでしょう。
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