食いしばり・歯ぎしりの主な原因

ココカラネクスト

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 今回は食いしばり・歯ぎしりについてお話します。

気付くとアゴがだるい、フェイスラインが何だかがっしりしてきているなどエラが張りが気になってきたリしていませんか?

肩こり首こりがお悩みでご来院頂く方の多くが食いしばりの症状も併せてお持ちの事が多いです。

自覚してご来院頂く方もいらっしゃいますが、自覚していない方もいらっしゃいます。

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食いしばりは食事をしているときと比べると、顎に数倍もの力が加わっているためさまざまなトラブルに繋がりやすいです。

食いしばりが長く続くと

・顎が痛くなる、嚙み合わせが悪くなる

・首や肩凝りがひどくなる

・頭痛がするようになる

など様々な症状が出てきます。

主な原因

ストレスや緊張
精神的に大きなストレスを感じると、交感神経が優位になり、口の周りの筋肉が緊張し、無意識に歯を強く食いしばったり、歯ぎしりが起きます。

また、ストレスを緩和するために食いしばりが起きるという考えかたもあります。食いしばると鼻呼吸になり、深く呼吸ができ、自律神経の「リラックスモード」副交感神経が優位になるからです。

眠りが浅い
眠りが深いと、筋肉の動きが抑制されますが、眠りが浅いと抑制がなくなって、歯ぎしりが起こってしまいます。

咬み合わせ・骨格
咬み合わせの異常や顎の変位、金属製の詰め物があっていないなどが原因で、歯ぎしり・食いしばりが起きるケース。

舌の位置
意外かもしれませんが、下は200gの重さがあります。これはリンゴ1個分と同じ重さになります。その重さの舌が垂れ下がっていると顎に負担がかかってしまい、顎に力を入れて支える必要が出てきます。

ですが、舌が上顎に追記、浮いた状態になると顎に力を入れて下の重みを支える必要がなくなり、自然と力が抜けて食いしばりがなくなります。

最近では、長時間のパソコン作業にやスマホよるコリも顎関節症の原因のひとつと考えられています。実際、よく食いしばる人は腕や手もガチガチです。

鍼灸では根本的な原因である自律神経の乱れへのアプローチだけでなく、顎の筋肉の緊張や痛み、肩こりや首こり、頭痛といった食いしばりや歯ぎしりに付随して出現しやすい症状にも対応しています。腕や手の筋肉がゆるむと、顎関節もゆるみ、食いしばりを減らすことができます。鍼で体をリラックスモードにすることも食いしばりの軽減につながるので、ぜひ歯の食いしばりや歯ぎしりでお悩みの方は鍼灸治療を受けてみてください。

[文:meilong スタッフ]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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