砂糖不使用のスイートポテトのレシピ♪低GI値のさつまいもで満足おやつ

ココカラネクスト

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 さつまいもは糖質が多いので敬遠している方もいるかもしれませんが、うまく取り入れれば血糖値が気になる方や、ボディメイク中の方でも取り入れられます。さつまいもは、砂糖を使った洋菓子などに比べると血糖値を上げにくく、食物繊維やビタミンCを摂れる優秀な食材です。今回はさつまいもの魅力と、おやつにぴったりの「砂糖不使用のスイートポテトのレシピ」を紹介します。

※こちらのレシピでのカロリーや栄養データは既にあすけんに登録済みです。ぜひ最後までごらんください。

※リンク先は外部サイトの場合があります

栄養を摂れるさつまいもは間食に取り入れよう!

栄養をたっぷり摂れるさつまいもを取り入れるなら、間食に取り入れましょう。

さつまいもは血糖値を上げにくい低GI値食品に分類されるので、血糖値が気になる方でも間食に取り入れやすい食材のひとつです。また腹持ちもよいので、間食に取り入れることで次の食事のドカ食いを防ぐのにも役立ちます。

続いて、さつまいもの魅力をもう少し詳しくお伝えします。

低GI値なので血糖値を上げにくい
さつまいもは低GI値食品に分類され、白米や食パン、砂糖を使った洋菓子などに比べると血糖値を上げにくくなっています。

血糖値の急上昇を抑えることで、

・血糖コントロールに役立つ
・余った糖がインスリン(血糖値を下げるホルモン)により脂肪に変えられるのを防ぐ

といったメリットが得られます。

血糖値が気になる方だけでなく、太りにくい食べ方を実践したい方にも役立ちます。

食物繊維やビタミンCが補給できる
さつまいもは食物繊維やビタミンCなどの栄養素が含まれ、間食として楽しみながら、栄養補給も可能です。

食物繊維は水溶性、不溶性どちらも含んでおり、血糖値を上げにくくするだけでなく、整腸作用や血中コレステロール値を低下させる働きなど、さまざまな効果が期待されます。

またさつまいものビタミンCは、でんぷんに守られており熱に壊れにくいため、加熱してもしっかりと摂ることができますよ。

砂糖不使用の「スイートポテト」のレシピ

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さつまいもはそのまま食べてもおいしいものですが、アレンジするとまた違った味わいを楽しめます。今回は砂糖不使用のスイートポテトのレシピを紹介します。

このスイートポテトは炊飯器を使ってさつまいもをじっくり蒸すので、電子レンジや鍋で茹でるより甘みが増し、砂糖なしでも十分に甘くなります。ほんの少しだけ塩を入れることで、さらに甘みを引き立てています。少し時間はかかりますが、さつまいも本来の甘みを楽しめますよ。
また蒸したさつまいもでなく、焼き芋を使っても作れるので、余った焼き芋や市販の焼き芋を使ってもOKです。

材料(小さめ6~8個分)
・さつまいも…1本(約300g)
・バター…15g
・牛乳…大さじ2~3
・塩…少々(親指と人差し指でつまんだ量)
・バニラエッセンス…2~3滴
・卵黄…1個分(1/2個は混ぜ込み、1/2個は表面に塗る)

作り方
1.さつまいもはよく洗い、大きい場合は半分に切る。炊飯釜に入れ、さつまいもの半分の高さになるまで水を入れる。
「玄米モード」に設定し、炊飯スイッチを押す。
※玄米モードがなければ通常の炊飯モードでよい

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2.炊き上がったらスイッチを切り、粗熱がとれたら皮をむいてマッシャーなどを使ってつぶす。鍋に移してバター、牛乳、塩、バニラエッセンス、卵黄(1/2個分)を順に入れてよく混ぜる。

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3. 2を弱火にかけ、混ぜながら水分を飛ばす。

4.成形してアルミカップなどに入れ、表面に卵黄を塗る。200度のオーブン、またはトースターで表面に焼き色がつくまで焼く。

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ポイント
ホクホクとしたさつまいもより、「紅はるか」や「安納芋」などのねっとり系のさつまいもの方が甘みが強い傾向にあるためおすすめです。

さつまいもは裏ごしをしないことで食物繊維をムダにせずに摂ることができます。甘さを引き出すために塩を少々入れていますが、食塩の量が気になる方は省略してください。

栄養成分値(6個分を作った場合の1個あたりの量)
95kcal タンパク質1.3g 脂質3.5g 炭水化物16.2g 食塩相当量0.14g ビタミンC15mg 食物繊維1.1g

注意点
お手持ちの炊飯器で炊飯以外の調理ができるか、取扱説明書を確認したうえで行ってください。

さつまいもはさまざまな栄養を摂れるので、旬の時季はぜひ取り入れたいもの。ただし、食べすぎはもちろんNG!おやつの代わりに取り入れるなど工夫をしながら、うまく楽しんでくださいね。

【参考・参照】
文部科学省 日本食品標準成分表2020年版(八訂)

[文:あすけん 管理栄養士 公開日:2021年12月13日]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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