素振り棒で体幹&タメを習得 『ダイヤスイングプロツアーTB』活用法を常住充隆&植竹愛海が指南

GEW(月刊ゴルフ用品界)

【ダイヤスイングプロツアーTB】

動画】『ダイヤスイングプロツアーTB』を解説

しなりとインパクト音を体感軽量&スリムで女性にも最適

【ダイヤスイングプロ】

植竹愛海’sインプレッション
まずは一昨年発売した『ダイヤスイングプロツアー』の方から振ってみました。実は普段から練習や試合前に重たいバットを振ってウォーミングアップしているのですが、この素振り棒は「カチッ」と音が鳴るので、自分がどの辺りでインパクトが取れているのかが分かります。それとクラブと同じようにシャフトのしなりがあるので、バットでは体感できないタメを意識した素振りができます。

【植竹愛海プロ】

続けて『ダイヤスイングプロツアーTB』を振りましたが長さが丁度良いですね。『ダイヤスイングプロツアー』は私の身長(160cm)だと地面にこすってしまいそうで少し短く持つ必要があったのですが、『TB』は2インチ短いのでいつものグリップで持てる。軽量なので女性にも良いと思います。それと素振り用のバットだと太いのでキャディバッグに入れると邪魔になってしまうのが難点ですが、『ダイヤスイングプロツアー』は細いのでバッグに入れたまま気軽に持ち運べそうです。

体幹とタメを養い飛ばせるスイングへ導く

【常住充隆プロ】

常住充隆’sインプレッション
今作の『ダイヤスイングプロツアーTB』は、『ダイヤスイングプロツアー』に比べて2インチ短く、50g軽量化されていますが、それぞれ練習の目的を明確に分けている素振り棒です。

まず『ダイヤスイングプロツアー』は45インチと長めで重量があり、バランスもD5に設定されているため、ゆっくりと体全体で振ることで、プロのように体幹を使う感覚を養うことができます。ヘッドスピードが20m/sくらいで「カチッ」と鳴る仕様になっていることからも、その狙いは明確です。

一方、『TB』はバランスもD0に設定されており、長さ、重さも含め実際のドライバーに概ね似ています。こちらはヘッドスピードが30m/sくらいで音が鳴るので、出力を上げて実践的な素振りをさせる狙いが見て取れます。

アマチュアゴルファーはドライバーのような長いクラブになればなるほど、どうしてもヘッドでボールを叩きに行ってしまいます。すると振り遅れてスライス、または打ち急いでタメがほどけるなどが起きてしまいます。おそらく音も右の方で鳴ってしまうでしょう。一方プロはヘッドでボールを叩こうという気持ちは全くないのでタメも作られて効率良く飛ばせます。

そのため私がお勧めしたいのは2本を組み合わせる素振りです。本番直前などに、まず『ダイヤスイングプロツアー』で重さを感じながらゆっくり素振りし、その後『TB』で実際の速度でしっかり振っていく。こうすることで体幹を使ったスイングをする準備ができます。

この時に音が体の中央から左で鳴るように意識して振ることでプロのようにタメのあるスイングに繋がります。また『ダイヤスイングプロツアー』は打ち急ぎやスライサー向け、一方『TB』は当てるだけで振り切れない方に合いそうです。いずれにしても普段から2本を組み合わせた素振りで体幹とタメのあるスイングを養ってほしいですね。

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著者プロフィール

1978年2月創刊のゴルフ産業専門誌「月刊ゴルフ用品界」(GEW)を発行。2000年5月から影響力のあるコアゴルファーを対象にネット情報を発信するウエブサイト「GEW」を立ち上げた。各種業界団体と連携、ゴルフ市場活性化への活動も推進中。

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