球が捻じれないカムイプロ集大成の『TP-XI』を永井延宏プロが徹底検証
【TP-XIドライバー】
まずは動画で
コンパクトなヘッドが飛距離を生み出すスイングスピードにつながっている
ファーストインプレッション
永井 ヘッドを見ると、今どきの高MOIを訴求している大型ヘッドと異なり、わりと小ぶりですね。過去にも窒素充填ヘッドを発売していますが、個性的なブランドなので、大変楽しみです。
試打インプレッション『TP-XI』1発目 インパクトで感じるフィーリングより飛ぶ!?
【TP-XI 試打データ1発目】
そしてインパクトですが、ヘッド、特にフェースがボールを強烈に押し切ってくれます。フェースの強い当たりを感じますね。ですので、HS43.5m/s、初速63.6m/sでキャリー236.9y、トータル268.0yと飛距離も出ています。
それと少しトゥ側でインパクトした1発目でしたが、ボールのスピン軸のねじれがほとんどなく、フェースの向いた方にそのまま飛んでいます。この直進性がウリで、ヘッドのサイズとしては高MOIのヘッドではなく、操作性重視の小ぶりヘッドですが、その小ぶりのヘッドだからこそ、振りやすさ、操作しやすさが高まって、スイングスピードにもつながっていると思います。
【TP-XI ドライバー】
曲がらない安心感がギアを上げてトップスピードでスイングさせる
【TP-XI 試打データ2発目】
そして芯に近いところで打てば打つほどに、低スピン性能も発揮されます。打ち出し角も12.9度と十分に確保されていますので、低スピン(1839rpm)ですが、球が散るフィーリングもなく、ランも30y以上出ています。
飛距離性能、初速感という言葉が出てくるのですが、それ以上に曲がらない。
そうなると、ゴルファーが安心して更に1段階ギアを上げてることができると思います。
構造によるフェースの強さ、スピン軸の捻じれの少なさ、曲がりにくさが腑に落ちる
【TP-XI 試打データ3発目】
ヘッドの構造を見てみると、フェース面直後に部屋があって、そこに窒素と発泡剤を充填しているということですが、窒素充填による内圧の高さもあると思いますが、この部屋を区切っている壁の重量が、エネルギー効率の高さにつながっているんでしょう。構造から来るフェースの強さ、スピン軸の捻じれの少なさ、曲がりにくさが腑に落ちますね。
【TP-XI ヘッド内部】
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