<全米オープンゴルフ>松山英樹がベストスコアの「65」で猛追。4位に

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【©JGTOimages】

マサチューセッツ州のザ・カントリークラブで行われていた「全米オープン」は19日、最終ラウンドを行い、松山英樹がボギーなしの5バーディで回り、この日のベストスコアとなる「65」を記録。
猛追の末に、通算3アンダーの4位で終えた。


通算2オーバーの17位タイから首位との7差を追った最終日は1番でバンカーからぴったり寄せて1パットでしのぐと、アプローチをミスした2番パー3はチップイン。
見事な連続パーセーブでこの日の序章を作った。

難条件となった前日3日目は、ついにバーディなしで終わっていた。
ティショットをピンにくっつけたこの日の6番パー3が、第2ラウンドの13番から数えて実に30ホールぶりのバーディとなった。
「そうですね、僕も数えていました」と、そこから反撃開始。
7番で約5メートルを沈めて連続バーディで折り返すと12番では約8メートル。さらに13番で、この日一気に2度目の連続バーディは、12メートル超もあった。

「(早藤)将太(キャディ)に聞くまでもなく、あとでイメージ出てたんですか、って聞かれたくらい。昨日までにイメージがすごくよくなっていたので」と、とにかくパットが冴えて16番パー3でも約6メートルが決まった。

「ショットの状態が思うように上がらない中でも、昨日は入らなかったパットが今日しっかり決まってくれたのはよかったです」と、ティショットを大きく右に曲げた18番は最後、きわどいパーセーブ。

第3ラウンドの7番から数えて30ホール連続ボギーなしでの締めくくりだった。
「そっか…」と、目を見開き「確かに・・・びっくりしました。そっちは全然気づかなかった」と、完璧なゴルフで5つ伸ばして通算3アンダーの猛チャージは、ホールアウト時点の最上位スコア。

「コリン(モリカワ、通算2アンダー)より上で、クラブハウスリーダーで終わりたかった。アンダーパーで上がれれば何か起きるかもしれないと思いながら」。

プレーオフを想定し、「いいプレーしたいなと思います」としばらく居残り、後続を待ったがイングランドのマシュー・フィッツパトリックが通算6アンダーで優勝。

出番は来なかったが、昨年のマスターズ以来となるメジャー2勝目に、大いに期待を持たせる最終日の活躍だった。

先月の日本予選をプレーオフで突破し、メジャー初出場を果たした豪州のトッド・シノットは最終ラウンドを「70」でまとめ、通算6オーバーの31位タイにつけた。
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