通称「医者いらず」アロエの効能とは?

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 アロエは昔から医者いらずといわれ「食べる」「飲む」「肌に塗る」とさまざまな使い方をされてきました。そんなアロエの魅力に迫ります。

アロエとは

アロエとは、アロエ科アロエ 属の多肉植物の総称で、世界になんと300種類以上も存在するのだとか。その歴史は古く、4000年以上前から万能薬として重宝されてきました。

肉厚な葉には、ビタミンやミネラル、抗酸化物質など、200種類に及ぶ有効成分が含まれており、さまざまな健康効果が期待できます。

アロエの効能

●火傷などの炎症を抑える
アロエに含まれているサリチル酸やベレクチン(糖タンパク)が炎症を抑え、回復を早めるのを助けます。

●シミ、そばかす対策
シミとは、メラニン色素が沈着したものです。アロエに含まれるアロエシンという成分には、メラニン色素を生成するチロシナーゼの働きを抑える作用があります。

●整腸作用
アロエに含まれるアロインやアロエエモジンなどの成分には、腸の水分を増やして、排便を促す働きがあります。アロエを食べることで、便秘対策に役立ちます。

●胃の健康をサポート
アロエに含まれるアロインやアロエエモジンには、整腸作用以外にも、胃液の分泌を促し、消化の働きを促進する効果もあります。解毒作用もあり、二日酔いによる胃もたれにも有効です。

アロエの食べ方

食用アロエの代表的なものがアロエベラです。ヨーグルトやドリンクにも使われているので、知っている人も多いかもしれません。きちんと下処理することで、特有の苦味を抑えられます。

<アロエの食べ方>
アロエの葉をよく洗い、5〜10センチほどにぶつ切りする
葉の両端にあるトゲを切り落とし、緑の皮の部分を包丁で剥く
食べやすい大きさにカットする
沸騰したお湯でゆがいて、冷水でしめる

ほかにも刺身にしたり、ジュースにしたり、刻んでヨーグルトに入れたり、いろいろな食べ方ができます。

美容と健康に良いとされるアロエですが、食べ過ぎるとお腹が緩くなることがあるので注意してください。また、アロエには子宮を収縮する作用があります。念のため、妊娠中には控えたほうがよいでしょう。

【参考】
「アロエの種類|どんな効能がある?食用の食べ方や使い方は?」.Green Snap
https://greensnap.jp/article/398
(参照 2021-05-12)
「アロエ|成分情報」.わかさの秘密
https://himitsu.wakasa.jp/contents/aloe/(参照 2021-05-12)

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