新・貧打爆裂レポート『T//WORLD TR20-P アイアン』
【(c)Gridge】
いつものようにコースに持ち込んで、ラウンドしました。ホンマの新ブランドのアイアンの秘密に迫ります! 動画も含めての試打レポートです。
ホンマらしさに最先端を詰め込んだTR20-Pアイアン!
【(c)Gridge】
プロ・上級者用の『TW747』ブランドの後継ブランドとして『T//WORLD TR20』は誕生しました。
世界戦略はホンマの重要なテーマですが、本気で世界に挑戦するブランドになっていて、アイアンは2種類あります。
『T//WORLD TR20-V アイアン』と『T//WORLD TR20-P アイアン』です。今回は、より一般向けの『T//WORLD TR20-P アイアン』を試打しました。
【試打クラブスペック】 T//WORLD TR20-P アイアン
ヘッド 軟鉄S35C+タングステン/鍛造
フェース MS300/圧延
シャフト VIZARD TR20-65(S)
番手/ロフト #5/24度、#6/27度、#7/30度、#8/34度、#9/38度、#10/43度、#11/48度
価格(すべて税別) 6本セット(#6〜#11)15万6000円、単品(#5)2万4000円
『T//WORLD TR20-P アイアン』は、7番アイアンのロフトが30度と、スタンダードなアイアンと比べるとほぼ1番手分立っています。
やさしさとビッグキャリー性能を兼ね備えた鍛造ポケットキャビティアイアンが、『T//WORLD TR20-P アイアン』ということになります。
厳密にはヘッドの外側を軟鉄で製造して、トウ側下部にタングステンを入れて、「Lカップフェース」になったフェース部分を圧着した構造になっています。
一見すると、ごく普通のキャビティバックに見えますが、『T//WORLD TR20-P アイアン』は、外国ブランドのアイアンのように、機能を詰め込んでいます。
それでいながら、『T//WORLD TR20-P アイアン』を構えてみると、ホンマらしくていいのです。
ネック周りの処理、ヘッドの長さと大きさ、トップエッジの仕上げ。構えやすさを知り尽くしているぞ、というメッセージすら感じます。美しいアイアンです。
TR20-Pアイアンは攻めるゴルフをするために生まれた!
『T//WORLD TR20-P アイアン』をコースで打ってみました。
打音は、控えめな音量で、金属っぽくない低音質な音質です。打音で、柔らかいと感じるゴルファーもいると思います。
打ち応えは、弾き感があります。音では柔らかさを演出して、感触では逆に弾き感を伝えるのは、新しい時代のアイアンを連想させます。
『T//WORLD TR20-P アイアン』の弾道は高めです。飛距離は、ピッタリとロフト通りです。
ボールはグリーンで落ちたところに止まります。
スタンダードなロフトよりも、正確に1番手分ずつ飛ぶようになっているのは、本格的なアイアンの証です。
『T//WORLD TR20-P アイアン』は、元々飛ぶゴルファーが、1番手アップで十分だと考えて使うアイアンです。
番手間が4度刻みなのです。4度刻みだと、それなりのヘッドスピードのゴルファーでなければ、10ヤード刻みになりません。
本格的なゴルフをしている、または、やりたいゴルファーにオススメします。
ぶっ飛び系アイアンがどんどん広まっていく中で、2番手アップの飛ぶアイアンではなく、1番手アップ程度のほうが、アイアンの機能として無理をしていないという考え方がありますが、『T//WORLD TR20-P アイアン』は、そういうアイアンをリードするクラブになる可能性があると思いました。
攻めるためのアイアンが欲しいゴルファーに、打ってほしいです。
口コミ
総合評価 ★★★★★☆☆ 5.8 (口コミ8件)
- スペンサー
- 年齢:62歳 性別:男性 ゴルフ歴:16年~20年 平均ヘッドスピード:41m/s~45m/s 平均スコア:90~99 平均ラウンド数:1ヶ月に1回程度
- 弁当箱スベった
- 年齢:1歳 性別:男性 ゴルフ歴:21年以上 平均ヘッドスピード:51m/s以上 平均スコア:120以上 平均ラウンド数:1週間に2回以上
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