アームローテーションを使う原江里菜プロは重心距離の短いヘッドで操作性向上
【GEW - 月刊ゴルフ用品界】
今回は今季からクラブ契約がフリーとなった原江里菜プロの登場です。東京ゴルフスタジオはツアーコーチの森守洋氏が主催するインドアスタジオで、こちらでは森コーチが指導する原江里菜プロ、堀琴音プロ、山口すず夏プロ、福田真未プロを含め多くの選手が練習する環境です。
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選んでいただいたのはヨネックスCB301アイアンで比較的コンパクトなヘッドで、重心距離は昨年まで使用のものより短くなります。当初は原プロ本人の希望もあり65g台のカーボンとNS850でテストを開始し、最終的にはやはりクラブの重さをうまく使えるスイングなのでNS950NEO(R)でセッティングし微調整をしています。
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シャフトはテスト中ですが三菱DIAMANA-Dリミテッドを選択。原プロの練習を見させてもらいながらも、森プロと話しましたが、「重心距離の短いクラブのおかげで、スイングが変わってきました。従来よりスムーズに振れるので、余計な曲がりは出にくいはずです」とのコメントでした。
今回のようにツアーコーチとセッティングを試せるのは正解に早くたどり着けるので助かります。
今回、原プロに提案したクラブセッティングは女子プロの標準とは違っていると考えていますが、やはり、選手のスイングを考慮して、気持ちよくスムーズにスイングできるフィッティングが、大きなポイントかな? と思いました。
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原プロは自分でアームローテーションを積極的に使うため、写真のようにインパクトに向かうときにフェースが開いて、シャフトのトゥダウンがおこったところを、インパクトでフェースローテーションを入れたいようです。
この感覚は長年先が動くシャフトを使ってきたためで、先端があまり動かないシャフトの選択で少しスイングがシンプルになり、スムーズさが増したようです。
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