新・貧打爆裂レポート『RS RED アイアン』

Gridge(グリッジ)

【(c)Gridge】

今回の貧打爆裂レポートは、2019年4月19日にプロギアが発売した『RS RED アイアン』です。
いつものようにコースに持ち込んで、ラウンドしました。
ドローで飛ばす『RS シリーズ』のアイアンの実力は? 動画も含めてレポートします。

やさしく飛ばす『RS RED アイアン』!

【(c)Gridge】

『RS RED アイアン』は、プロギアが2019年4月12日に発売したアイアンです。
ドローで飛ばすコンセプトの『RS REDシリーズ』のアイアンは、やさしさを前面に打ち出しています。
まずは、ギリギリまで薄くしたチタンフェースです。
フェース全面からソールまでを一体構造にすることで、ミスヒットしても飛距離のロスを最小限にして、下部の反発を最大にしたことでぶっ飛びの初速を可能にしたとのことです。
アイアンのボディーをステンレスにすることで、外側が重くて、内側が軽い中空構造的なやさしさも加わっています。
フェースが長く、フェースの高さが低いこともやさしさを感じさせます。
プロギアは、プロ仕様のクラブを作っているというイメージを持つゴルファーが多いようですが、実は、弱いゴルファーを助けてくれるアイディア満載のクラブのヒット作がたくさんあることでも有名なのです。
例えば、現在では当たり前に使われているユーティリティを最初にお助けクラブとして大ヒットさせたのはプロギアなのです。
『RS RED アイアン』は、シリーズの流れからすると、バランスが悪いと感じるほどに、極端にやさしく見えます。
やさしい見た目を嫌うゴルファーもいますが、僕はユーティリティの良いところを融合したような雰囲気に好感を持ちました。
何よりもロフトが7番アイアンで、27度です。ぶっ飛び系である証のような強ロフトです。
強ロフトのアイアンば、やさしくなければ、ただ球が上がらない難しいアイアンになってしまいます。
『RS RED アイアン』のやさしさのアピールは、ある意味でぶっ飛び系アイアンとしての性能を主張しているのです。

ドローよりも飛距離性能が目立つアイアン

動画を見てください。
一番最初に打った5番アイアンのショットが映っています。
弾道はよくわからないと思いますが、低めのボールで飛距離は180ヤード。ややドローで、棒球系でした。
『RS RED アイアン』の打音は大き過ぎず、ちょうど良い音量で、気持ちの良い高音です。
一番使ったのは7番アイアンでした。飛距離は160ヤードで、普段なら5番アイアンの飛距離でした。
7番アイアンからはボールに高さが出て、グリーンで止まることを想定して使えるようになりました。
ショートアイアンはもっとちゃんと止まりますが、バックスピンでボールが戻るほどではありません。
ドローに関しては打ちやすいですが、基本的にはあまり強くはかかりません。ミスヒットに強い機能が、ボールを曲げにくくしているのだと推測しました。
ダフリには『RS RED アイアン』はかなり頼りになります。多少のダフリであれば、飛距離にロスは出ないのです。
左右の打点のズレも飛距離のロスはほんの少しで済みます。
『RS RED アイアン』は、やさしいユーティリティを使っているような感じです。弾道はかなりの強弾道になります。そこが面白いところです。
『RS RED アイアン』は、『RS シリーズ』のドライバーやフェアウェイウッドとセットアップするよりも、一つのやさしいアイアンとして独立して見るべきだと思います。
アイアンが苦手、アイアンが飛ばないという悩みがあるゴルファーに『RS RED アイアン』はオススメです。
非力なゴルファーにもオススメしたいアイアンですが、その場合は7番アイアンからと考えたほうが良いと思います。
『RS RED アイアン』は、ユーティリティが得意なゴルファーにとっては、同じ感覚で打てる特別なアイアンになります。
やさしさの新しい形を体感できるゴルファーは幸せです。

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