“高カカオ”で痩せよう!チョコレートで効率良くダイエットする方法

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【common チョコレートを食べて痩せる!高カカオダイエットとは】

チョコレート=太るもの。そんなイメージが大きいため、ダイエット中は小さなチョコレートを食べるのもためらってしまいますよね。しかし実は、チョコレートはダイエット中にこそ取り入れてほしい食品なのです。今回は、どうしてチョコレートがダイエットの味方になるのか、詳しく解説していきます。

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チョコレートはダイエットの敵!?

【チョコレート】

甘くて口の中でとろける食感がたまらないチョコレート。日ごろから自分のご褒美に買ったり、バレンタインデーには恋人や友達にあげたりすることも多いですよね。

しかし、甘い物はダイエットの敵。チョコレートを食べようとしていたら周りから「太るよ!」なんて言われることもあるのではないでしょうか。ダイエット中はチョコレートを食べたいけれども、我慢しているという方は多いと思います。

そんな世間のイメージから、一見太りそうに感じるチョコレートですが、実はダイエット中こそ積極的に取り入れたい食品なのです!

そこで今回は、チョコレートがどうしてダイエットで注目されているのか、どのようなチョコレートがダイエットに効果的なのかについて紹介していこうと思います。

チョコレートは思ったより低カロリー!

ダイエット中はやはりカロリーが気になりますよね。チョコレートが太るのはカロリーが高いからだと思っている方も多い多いことでしょう。

しかし、一口サイズのチョコレートなら、そこまで心配する必要はありません。一口サイズのチョコレートは1つで約30〜50kcal程です。例えば、一般的なアーモンドチョコレートは1粒で25kcal、生チョコ1個(10g程度のもの)で50kcalです。

確かに何個も食べてしまうと大きなカロリーになってしまいますが、2〜3個食べる程度であれば過度なカロリー摂取には繋がりません。大事なのは、無心で1箱丸々食べてしまわないこと。味わって、欲張らずに食べれば、ダイエットの妨げにはならないのです。

ダイエット効果1:効率よく空腹感が満たせる

【チョコレートを食べる女性】

ダイエットをしていると空腹を感じ、何か食べたいと思うことが多いかと思います。その空腹を我慢し続けてしまうと、大きなストレスになります。ダイエットでは、そのストレスのせいでつい食べ過ぎてしまったり、途中で挫折してしまったりすることが多いです。

チョコレートは、そんな空腹感を効率良く満たしてくれる食品です。

チョコレートを食べると血糖値が上がり、満腹中枢が刺激されるのですぐに満腹感を感じることができます。また、チョコレートは固形物なので何かものを食べたという実感を得ることができ、このことも食べたいという欲求を満たすことに繋がります。甘いチョコレートを口にすることで、ダイエット中のイライラもおさまります。

先ほどご紹介した通り、チョコレートは少量であれば、それほど高カロリーではありません!ダイエット中こそチョコレートを食べて、上手に空腹感を満たしていきましょう。

ダイエット効果2:カカオポリフェノールで血流アップ

【カカオ豆】

ダイエット中にチョコレートを食べるメリットとして、チョコレートには抗酸化作用のあるカカオポリフェノールが含まれているということも挙げられます。

カカオポリフェノールは、血圧を下げる効果やコレステロール値の改善、血流の促進といった効果があることで知られています。血液の循環が良くなると、ダイエットに深い関わりのある代謝にも良い影響が!カカオポリフェノールは、冷えやむくみの解消にも良いと言われているんです。

さらに、カカオポリフェノールについては、チョコレートや乳製品で有名な企業がさまざまな研究を行っていますが、その報告によると、カカオポリフェノールには精神的に活発にしてくれる効果があることが分かっています。チョコレートを食べることで、普段はあまり運動をしない人でも、積極的に運動を取り組めるようになるかもしれません!

このように、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは代謝アップに役立つ、精神的に活発にしてくれるといったダイエットに嬉しい効果があります。

それではダイエット中にはどのようなチョコレートを食べればいいのでしょうか。ここからは、チョコレートをダイエットに上手に生かすためのポイントをご紹介していきます。

ポイント1:70%以上のチョコレートを選ぶ

チョコレートを選ぶ時には、高カカオチョコレートを選びましょう。高カカオチョコレートとはその名の通り、カカオが多く含まれたチョコレートのことです。

チョコレートには様々な種類がありどれを買おうか悩みますが、高カカオチョコレートはパッケージに「カカオ○○%」のように表示してあるものが多いです。70%以上のものであれば高カカオチョコレートと言えるので、そのようなチョコレートを選ぶようにしましょう。

ポイント2 板チョコではなく、小分けのチョコレート

【小分けのチョコレート】

また、板チョコは極力避けて、小分けになっているチョコレートを選ぶようにしましょう。板チョコの中にもカカオが多く含まれているものもありますが、板チョコは一度食べるとつい最後まで食べてしまう、というところがデメリットです。

食べ過ぎてはダイエットには逆効果になるので、小分けになっているチョコレートを選ぶようにしましょう。

ポイント3 お腹が減ったと感じた時に、少しだけ食べる

【チョコレートを食べる女性】

ダイエット中にチョコレートを食べることはいいことですが、やはり食べ過ぎてはダイエットに逆効果になってしまいます。食べる量はしっかりと考えなくてはなりません。

ダイエットにチョコレートを取り入れるメリットは、空腹感を満たしてくれることです。なので、チョコレートは“お腹が空いた”と感じた時に食べましょう。何となく習慣的に食べるのはNGです。

その上で、食べるチョコレートは小分けになっているもので、1回に最大2個まで、と決めておきましょう。このルールを守りながらチョコレートを上手に取り入れれば、効率良く空腹感を満たしてダイエットを続けることができますよ。

ポイント4 飲み物を用意する

喉が渇いていると、人は嘘の空腹を感じてしまうことがあります。食べ過ぎてしまう原因になるので、チョコレートを食べる前や最中には飲み物を取り入れましょう。

甘い飲み物だと高カロリーになってしまうので、ブラックコーヒーや紅茶、ハーブティーなどがオススメ。少量のチョコレートでも満足感を得やすくなりますよ!中でもチョコレートとコーヒーは相性抜群です。ぜひチョコレートのお共にしてみてください。

今回はダイエット中にチョコレートを食べることのメリットをご紹介しました。チョコレートは空腹感を満たすことで、ダイエットを続けることを助けてくれます。また、カカオポリフェノールによる美容や健康効果も得ることができます。しかし食べ過ぎては逆効果なので、小分けになっているチョコレートを少しだけ食べるようにしてくださいね!ダイエットにチョコレートを取り入れて、無理のないダイエットを続けていきましょう。



中野 卓
大学では栄養学、大学院では運動生理学を専攻。現在はスポーツ科学の研究に携わる。プライベートでは筋トレが日課。ダイエットやトレーニングに関する情報を発信していく。
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著者プロフィール

common(コモン)は、毎日をアクティブに楽しみたい女性に贈る、フィットネス&ダイエットメディア。フィットネスやダイエットにまつわる情報をどこよりも分かりやすく届け、 ココロとカラダにイイコトを追求していきます。

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