藤田さいきプロのクラブセッティングに迫ってみた!
【GEW - 月刊ゴルフ用品界】
藤田プロは、ここ数年カスタムクラブでツアーを戦ってきましたが、昨年中盤以降にウッドをナショナルブランドに変更。今年中盤のヨネックスレディスからアイアンを変更して、翌週にはウエッジを交換。開幕戦からはすべて変更となりました。
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これらのクラブ選択は現在のLPGAツアーでも実績があり、使用率の高いセッティングで、さすがはクラブ選択眼のある藤田プロならではです。
TENSEI CKPro オレンジ 【GEW - 月刊ゴルフ用品界】
『EPICフラッシュ』のような高慣性モーメントのヘッドには先端剛性の高いシャフトが合うようで、飛距離増と球の曲がりが減少したようです。この組み合わせで戦う女子プロは非常に多い状況です。
UTは使用率の高いテーラーメイド『M6レスキュー』に藤倉コンポジット『ダイアモンドスピーダー』を採用。低トルクのシャフトでグリーンヒット率が相当上がったようです。
N.S.PRO 950GH neo 【GEW - 月刊ゴルフ用品界】
このシャフトも従来品に比べて先端剛性が高く、高慣性モーメントのアイアンとは相性が良いようです。開幕戦優勝の比嘉真美子プロなど多くのプロがリシャフトしています。
藤田プロはヘッドスピードが43〜44m/sでLPGAではハードヒッター。
当然、飛距離と同時に曲がりが大きいこともありました。しかし、今回のセッティング変更で、少しソフトに振っても落ちない飛距離と、曲がりが抑えられたシャフト選択に成功し、ニチレイレディスからアース・モンダミンカップまでの4ラウンドでアンダーパーと優勝が狙える状況にまでなりました。
いまのフリーのプロに是非勧めたいセッティング例です。
藤田さいきプロ クラブセッティング
ドライバー:キャロウェイ EPICフラッシュ(9度)
シャフト:三菱ケミカル TENSEI CKPro オレンジ(50S)
フェアウェイウッド:キャロウェイ EPICフラッシュ FW(13.5度、15度、18度)
ユーティリティ:テーラーメイド M6レスキュー(19度、21度、24度)
アイアン:ヨネックス CB501フォージド(5〜PW)
解説
【長瀬 貞之】
1979年よりマグレガーゴルフジャパン、タイトリストジャパンを経て、現在のB-hit代表としてトーナメントサービスカーの運営をする。
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