【1日10分でOK】ダイエットだけじゃない! ウォーキングのうれしい効果4つ

デサント

(2)メリハリのある脚に「美脚効果」

【写真提供:デサント】

 ウォーキングは全身運動ですが、一番使うのはやはり「脚」。体の軸を意識すれば、いつものウォーキングタイムが美脚タイムになります。常に自分の体の中心を意識しながら、一歩一歩、丁寧に踏み出しましょう。

 基本の動作は
1.まずはかかとを意識。歩き出す時は、つま先(足の指)でしっかり地面を押す
2.ひざを伸ばして、後ろから前に体重移動しながら脚をけり出す
3.着地は、かかとでしっかりと
 です。

 意識をつま先まで向けて脚全体を動かすことで、ふくらはぎや足首が引き締まります。正しい姿勢で歩くことが大切なので、慣れないうちは焦らずにゆっくりと歩いてみてください。

(3)美しい後姿「二の腕&背中引き締め」

【写真提供:デサント】

 脚の動きを覚えたら、腕の振り方も気を付けてみましょう。二の腕が細くなる、背中の余分なお肉がなくなるといった効果が期待できます。ポイントは2点です。

・「振る」のではなく「引く」。普段、肩甲骨を使ってしっかり後ろに引く
・腕を常にコントロールする。引く時も前に戻る時も意識を忘れず、ゆるやかにとめる

 背中を丸めて腕をぶらぶらさせていたら、老けて見えてしまいます! 腕をきちんと使って、若さを感じさせる背中美人を目指しましょう。前にもしっかり動かせるようになると、バストアップにもなります。

(4)心も元気に 「ポジティブ思考」

【写真提供:デサント】

 心と体はつながっていますから、ウォーキングには気持ちを穏やかに前向きに保つ効果もあります。毎日のウォーキングで少しずつ筋力を貯えていくと、体の軸がしっかりできて凛とした歩き方ができるようになります。歩く姿勢は、心の姿勢。胸を張って堂々としていると、仕事やプライベートで悩むことがあっても前向きに解決しようという意欲が湧いてきますよ。目線を上げて、腕や脚をいしきしながら地に足をつけて歩く。シンプルなことですが、健やかな心と体をつくる大切な習慣です。

 ウォーキングは長時間歩かないとやせないというイメージがありましたが、体の使い方を意識すれば、1日10分でも女性にうれしい様々な効果が得られることがわかりました。

「運動する時間は長ければ良いというわけではありません。10分でも正しい姿勢を意識して続ければ、大きな変化を感じられるはず。継続は美なり!です」。

 遠藤さんご自身も、出産後の体重増加や不調を、日常の姿勢や移動中など隙間時間を使ったウォーキングだけで解消したと言います。

 正しい姿勢で歩くためには、靴選びも重要。遠藤さんのおすすめは、ウォーキング専用シューズや、かかとがしっかり包み込まれるタイプの靴。スリッパやサンダルなど、足を支える力が弱いものは腰やひざに負担がかかるのでウォーキングの時は避けた方が良いそうです。足元が安定すると体を動かしやすくなるので、さらなる代謝アップも期待できそうです。忙しい毎日だからこそ、短時間のエクササイズでしっかり効果を実感したいですね。
■識者紹介/遠藤美絵
ポスチュアスタイリスト・ディレクター。正しい姿勢で美しく歩く「ポスチュアウォーキング」の考案者KIMIKOに師事。歩き方を変えただけで産後の不調が改善し、姿勢やスタイルが劇的に変化した。東京、沖縄を拠点にレッスンを多数開催。
http://www.posture.co.jp/mie/

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著者プロフィール

「すべての人々に、スポーツを遊ぶ楽しさを」を企業理念に、コーポレートブランドの『デサント』をはじめ、『マンシングウェア』、『ルコックスポルティフ』、『アリーナ』、『アンブロ』、『マーモット』等、幅広いフィールドで展開するスポーツメーカーです。ランニング、サイクリング、サッカー、ゴルフなど、スポーツを通じてアクティブになるための情報を紹介します。 

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