サッカー×ゴルフ 奇跡の融合! 世界のおもしろスポーツW杯(1)
【スポーツナビDo】
サッカーボールを蹴ってゴルフをする
広大なゴルフ場で思い切りボールを蹴る、これだけで気持ちいい 【スポーツナビDo】
第1回目は「フットボールゴルフ」。サッカー(フットボール)とゴルフが融合したニュースポーツで、簡単に説明すると“サッカーボールを蹴ってゴルフをする”。場所はもちろんゴルフ場でプレーし、9ホールもしくは18ホールをラウンド。サッカーボールは5号球を使用します。
日本フットゴルフ協会によると、このフットボールゴルフは2009年にオランダでルール化され、2012年にハンガリーで第1回W杯を開催。現在、欧米を中心に30カ国以上で楽しまれているなど、その人気は急速に拡大しているそうだ。なんと、あのジダンなど世界中の名だたるサッカー選手も楽しんでいるという。
ゴルフより簡単? ミラクルショットが続出!
当然、バンカーショットもある 【スポーツナビDo】
マイボールを持参し、襟付きシャツ、ゴルフ用のハーフパンツにニーハイソックス、そして自慢のEBCキャップと、服装もバッチリ(フットボールゴルフは紳士のスポーツなので、ドレスコードには厳しいのだ)。お天気にも恵まれて、いざラウンド開始!
「実は先日、フットサルでヒザの靭帯を痛めまして……」と弱気なことを言っていたオシバ編集部員だが、記念すべき第1打はフェアウェイのど真ん中! いっしょにラウンドした同組の誰よりも飛距離が出るナイスショットでの滑り出し。その後も手堅く寄せていき、まず第1ホールはパーが取れそうかなと思いきや、パットが入らずカップの周りを行ったり来たり。結局ダブルボギーとなってしまった。
「力加減が難しいですね。パットでカップの周りを往復してしまうのは、実際のゴルフでも同じなんですが……」
スパープレー、ミラクルショットの連続にあちこちから歓声が 【スポーツナビDo】
また、ゴルフボールと比べてサッカーボールは芝の上をよく転がる。そのため、傾斜などを利用して転がっていった結果、思いがけず2打目、もしくは3打目がそのままカップインというミラクルショットがあちこちで続出。同じ組でラウンドしたプレーヤーも、超ロングショットをそのままカップにねじ込んでしまうなど、スーパープレーの連発に歓声が絶えなかった。
スポナビのゴルフ部長、最終結果は?
真剣にラインを読むEBCキャップの男、今はもう卒業してしまった出席番号8番・裕乃さん推しである 【スポーツナビDo】
「ゴルフでは絶対に出ないハイスコアですね。この勢いでアンダーパーを狙います! 負けず嫌いですから頑張るのは当然です」
実はフットゴルフでは高く蹴り上げるよりも、低い弾道で転がした方が距離を稼げる場合が多い。例えるなら松山君のイーグルショットだ。そこに着目し、思いっきり高く蹴り上げたくなる広大な打ち下ろしコースでも、低く転がしていくという勝負に徹したオシバ編集部員。ただ、どうしてもバーディーは取れず、パーを重ねる我慢のフットゴルフでイーブンパーのまま迎えた17番。ここで、短いパーパットを外してしまい痛恨のボギー、1オーバーとなってしまった。
「これを外したらアンダーパーの夢がなくなってしまう、と思ったら緊張してしまって……」
どうやらこの手のプレッシャーには弱いらしい。