3x3が開く新スポーツエンタメ バスケ+ダンス+音楽+etc…
【スポーツナビ】
14年度から3x3.EXEはさらに発展
今年1月に開催されたトーナメントファイナルは大きな盛り上がりを見せた 【スポーツナビ】
日本ではJBA(日本バスケットボール協会)とゼビオグループが昨年、「3x3.EXE」として公式トーナメントを10大会開催。今年1月には各地区トーナメントを勝ち上がったチームによる初代チャンピオンを決めるファイナルステージも行われ、試合会場となったお台場のZeppダイバーシティ東京は大盛り上がり。上々の初年度スタートを切った。
「世界中にいる4.5億人のバスケットボールプレーヤー、20億人のファン、そして75兆円のスポーツ産業市場に向けて、新しいスポーツエンターテインメントの取り組みを発信したい」
こう語ったのは、3x3.EXEを運営するクロススポーツマーケティング株式会社代表取締役(兼 ゼビオ株式会社執行役員)の中村考昭氏。14年度から3x3.EXEを4つのカテゴリーに分類して展開する方針を明かした。
トップリーグが誕生
■3×3 PREMIER.EXE
JBAが唯一公認する公式3x3トップリーグ。2014年7月開幕。6大会開催。
■3×3 TOURNAMENT.EXE
JBAが3x3日本選手権と共に公認する「公式3x3大会」。13年度は10大会開催。14年度は13大会に拡大。
■3×3 GAME.EXE
プレー環境を提供する「アマチュア3x3大会/イベント」。2014年4月からスタート。14年度は全国50回開催を予定。
■3×3 FESTIVAL.EXE
誰でも参加できる「3×3普及大会/イベント」。14年度は3〜5回開催。
身近なプロ選手、低コストなチーム・大会運営
バスケとダンス、ミュージック、パフォーマンス、ファッションの融合 【スポーツナビ】
身近なところにスポーツ、そしてバスケットボールがある生活に 【スポーツナビ】
さらに、年間200万円の加盟料を支払うことでチームオーナーにもなれ、また年間50万円の主管権料を支払うことで興行運営権を持てるなど、「高額な年俸の選手、莫大なスタジアム建設費、高いチケットといった“ハイカロリー”ではなく、“ローカロリー”な経済モデルを作りたい」と中村代表は続けた。
すなわち、大きなテーマは“身近にスポーツ、バスケットボールがある”ということ。自分と近い知り合いに3x3のトッププレーヤーが生まれ、近所の商店街が共同でチームを持ったり、大会を開催するといったケースが今後期待されるというわけだ。