「カラダを使ったチェス」と呼ばれるボルダリングの魅力とは

STANDS!

[Point.2]腕を伸ばすから、「肩こりが良くなった」、という声も。

【STANDS!】

 デスクワークの場合、胸を閉じがちで姿勢が悪くなってしまいます。腕を伸ばすこともなく、基本は脇をしめたまま。長時間ずっと同じ姿勢では、カラダも固まってしまい、肩こりなどの悩みを抱えている方も多いと思います。

 ボルダリングの場合、上に腕を伸ばすという、日常ではなかなか行わない動きをするので、肩の筋肉がグッと伸びます。カラダ全体を使って行うスポーツなので、腕だけでなく、背中や腰も伸ばして、次のホールドを掴みにいくので、全身を柔軟に使えるスポーツと言えます。

 その結果、「ボルダリングにハマってから、肩こりが減って、カラダが前よりキツくない」、という声も聞こえてきました。

[Point.3]ゴールまでのプロセスを考えるクセがつく&課題をクリアした時の達成感がたまらない。

【STANDS!】

 決められたホールドを経由してゴールを目指す、ボルダリング。使うホールドは決まっていますが、どの手を使うのか、足をどこに置くのかは本人の自由(難易度によって足の置き場所が決められたモノもあります)。

 これを仕事で置き換えて考えてみると…ゴールは決まっていて、クリアしなければいけない幾つものプロセスがあり、そこへのアプローチは幾つも方法がある…何か仕事で課題をクリアするときの考え方と、非常に似ているかもしれません。

 たとえば、どうしても手の届かないホールドがあったとします。今まで右手でアプローチしていたところを、左手をつかってみると楽にクリアできたり、体重のかけ方をかえると右手が届いたりと、試行錯誤しながらクリアしていく面白さがあります。

 正解はひとつではなく、その人のタイプによって、やり方が違う。自分なりの登り方で、先を読みながらクリアしていくのは、パズルやチェスに似た感覚があるかもしれません。
 そして何より、ストレスの解消にも良いのがボルダリング。

 簡単なコースをクリアすることはできますが、誰もが必ず、「壁」にぶつかります。クリアできないコースにぶつかり、じっくりと戦略を考えて、それを実践して最後にゴールのホールドを触った時…目標、課題をクリアできた時に味わう、「パーン」という達成感と開放感を味わうことができます。

 ゲーム性が強く、プレイする人の「負けず嫌い」な部分に火をつけるのも、この競技の特徴ですね。

<後編に続く>

エイペックス クライミングジム APEX Climbing Gym
エイペックスクライミングジムは、丸の内線「四谷三丁目」駅徒歩1分にあるクライミング(ボルダリング)ジムです。 2フロア、計11面の様々なクライミングウォールがあり、初心者から上級者まで楽しめます。 内装がオシャレで、アクセスも抜群。上達に不可欠な、「通いやすさ」と「居心地の良さ」にこだわっています。 http://www.apex-climbing.com/

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著者プロフィール

「スポーツをプラスすれば、毎日はもっと楽しくなる」をコンセプトに、カラダを動かすことの楽しさや面白さを伝えるWEBマガジンです。STANDS!では、スポーツをはじめるにあたり、行動に移せていない潜在層に対して、「スポーツ×ビジネス」という独自の観点からのインタビュー記事や、健康に関するコンテンツ、注目イベントの紹介・レポートを配信することにより、「カラダを動かすきっかけ」を提供しています

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