「カラダを使ったチェス」と呼ばれるボルダリングの魅力とは

STANDS!

【STANDS!】

職場⇔自宅の日常を簡単に変えられる、ボルダリングには幾つもの魅力がある。

 ボルダリングとは、ロッククライミングの仲間(フリークライミングの一種)で、約3、4mの壁を石(以下、ホールドと呼ぶ)をロープなどの道具を使わずに登るスポーツのこと。「Boulder(ボルダー。大きな石ころのこと)」を、ロープや道具を使わずに、体ひとつで登ることから、ボルダリング(Boulder+ing)と言います。

 ルールは単純明快。決められたホールドを、両手両足を使って登り、上部にあるゴールのホールドを両手でタッチすること。

 今、このボルダリングがジワジワとブームに。俳優の向井理さんはボルダリングを趣味とTV番組などで公言しており、他にモデルのSHIHOさんやタレントのウエンツ瑛士さんも頻繁にプレイしているとか。以前は30歳以上がほとんどだったジムも、今では20代の利用者が増え、中には子供の姿も見かけられるようになりました。

 奥が深く、「カラダを使ったチェス」とも呼べるボルダリング。今回は四谷3丁目駅から徒歩1分という好立地にジムを置く、「エイペックス クライミングジム」を取材し、その魅力に迫ってきました。

[Point.1]相手に流されない、自分と対話する時間ができる。

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 相手のペースに左右されない、自分のペースでゆっくり考えられるのがボルダリングの魅力の一つです。たとえば、フットサルなどの球技の場合、相手あってのスポーツなのでどうしてもその時の流れに合わせなければいけません。

 逆にボルダリングは、登る時は完全に一人。自分だけの時間になれるワケです。「どうやってゴールのホールドまで登ろう」、「手足をどこに置けば、スムーズに登れるのか?」など、自分のことだけを考えて、自分のペースでゆっくりと登ることができます(ゆっくり過ぎると、スタミナ切れを起こすので注意)。

 普段、忙しく働いていると、どうしても時間に追われている感覚があり、自分と向き合う時間が少なくなっているハズ。そんな慌ただしい時間から解放されて、じっくりと自分自身と対話しながら楽しめるのも、ボルダリングというスポーツならでは。

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「スポーツをプラスすれば、毎日はもっと楽しくなる」をコンセプトに、カラダを動かすことの楽しさや面白さを伝えるWEBマガジンです。STANDS!では、スポーツをはじめるにあたり、行動に移せていない潜在層に対して、「スポーツ×ビジネス」という独自の観点からのインタビュー記事や、健康に関するコンテンツ、注目イベントの紹介・レポートを配信することにより、「カラダを動かすきっかけ」を提供しています

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