あなたも今から日本代表になれる! バスケの新ジャンル「3×3」
【スポーツナビ】
バスケの新ジャンル「3x3」とは?
1月12日、「3x3」の初代日本チャンピオンを決めるトーナメントが開催された 【スポーツナビ】
え? これまでストリートバスケで親しまれてきた「3on3」と何が違うのって? いい質問です。ぶっちゃけて言いますと、「3on3」です。そうなんですが、「3on3」はルールがその場所によって曖昧。いくら世界的に競技人口が多くてもこれじゃいかん、と国際バスケットボール連盟(FIBA)がルールを公式化し、正式競技種目として確立させたのが「3x3」です。2012年よりワールドツアー、世界選手権など国際大会も開催されるという流れの中、昨年、日本でも初の公式大会が全国各地でスタートしたのです。
そして、今年1月12日、全国9地区の予選を勝ち抜いたチームが一堂に会し、初代日本チャンピオンを決めるトーナメント「adidas presents 3×3 TOURNAMENT.EXE 2013 FINAL STAGE」が開催されました。
魅力は“手軽さ”
「3x3」の魅力のひとつは場所を選ばない手軽さだ 【スポーツナビ】
「例えば休日に通常の5人制バスケをプレーしようと思っても、まず体育館を借りなければいけないですし、人数も10人集めなければいけないなど、プレーする環境を整えるのがなかなか難しいと思います。でも『3x3』ですと1チーム3人ですし、半分の広さのハーフコートで十分です。リング1つあれば屋内でも屋外でもあまり場所を選びません」
学生時代に部活でバスケをやっていても、社会人になるとプレー環境の問題などでバスケから離れてしまう人が多いとのこと。この「3x3」の手軽さでまたバスケに戻ってきてほしいと、柳川さんは期待を込める。
実際、1月12日のファイナルステージ女子の部で優勝し、初代女王を勝ち取った「GYMRATS(ジムラッツ)」のキャプテンで、大会得点王にも輝いた花田有衣さんは元女子プロバスケットボール選手。現在は、会社勤めをしながら子どもたちにバスケを教えているとのことで「誰でも接しやすいのが『3x3』のいいところですね」と、その敷居の低さをアピールしています。