今年こそランニングを続けるための2つの解決策

デサント

【写真提供:デサント】

 皇居ランブームを始めとした成長し続けるランニングブーム。しかし、始めてみたはいいものの、実際に継続できているランナーはどの程度いるのでしょうか。

1年以上ランニングを継続できたランナーはわずか23%

【写真提供:デサント】

 デサントが行った調査によると、6カ月以内にランニングを辞めた「燃え尽きランナー」が67%に達することが明らかになりました。

【写真提供:デサント】

 また、ランニングの継続期間とランニング頻度の関連性を調査すると、継続期間が短いランナーほど、ランニング開始当初は毎日走るなど頻度が高いことがわかりました。対して、継続期間が長いランナーほど3日に1回など、開始当初から、適度な頻度を意識して走っていることが明らかになりました。
 これらの調査をふまえ、一体どのような対策を実施すれば、「燃え尽きランナー」にならずに、ランニングを継続できるのでしょうか?

ポイント1:ランニング時の音楽は、BPMを意識してマイペースで走ろう!

 集団で走るマラソンと違い、一人きりのランニングでは、ペースメーカーがいない分、ペースが乱れやすくなってしまうことも。そんなとき、音楽を聴きながら走るのも、リズムを保つ一つの方法です。

 リズム良く走る曲を選ぶときに注目したいのはBPM(Beats Per Minute)。BPMとは、その曲が1分間に刻むビートのことですが、この数値と、自分が1分間走るときの歩数が同じぐらいの曲を選ぶと良いことも明らかになってきました。

 たとえば1分間の歩数が100であれば、BPMは100程度で探すのがベスト。自分の1分間の歩数は歩数計やランニングアプリなどで、BPMは、1分間に四分音符がいくつあるかでそれぞれ算出できます。最近はネット上で自動計算してくれるサービスも登場しています。

ポイント2:休むこともトレーニングのうち、上手に体をケアする方法

東急スポーツオアシスの友井政彦氏 【写真提供:デサント】

 東急スポーツオアシスの友井政彦氏は次のようなアドバイスをされているそうです。
「頑張りすぎてしまう会員さまには『休むこともトレーニングのうちですよ』とお話していますね。また、疲れの改善を相談された場合、たとえばランニング時には走っている最中の負担を軽減するSKINSのA400、ランニング後のリカバリーにはRY400を勧めるなど、疲れを蓄積しにくいウェアなども紹介していますね」

 フィットネスクラブ退会者にも燃え尽きランナーと同じ傾向があり、来店頻度が下がる会員が多いよう。調査でも、3〜5日に1回ランニングしている人の方が、ランニング頻度の高い人より継続できています。「燃え尽きランナー」解消のポイントは、友井氏が指摘しているように、定期的に休むことが重要かもしれません。

 みなさんも無理のないトレーニングで「燃え尽きランナー」を卒業し、それぞれの目標を達成しましょう!!

【調査概要】
アンケートは2013年10月25日(金)〜11月13日(水)にかけて実施。
調査方法はインターネット。対象は全国20歳〜39歳の男女225人。
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著者プロフィール

「すべての人々に、スポーツを遊ぶ楽しさを」を企業理念に、コーポレートブランドの『デサント』をはじめ、『マンシングウェア』、『ルコックスポルティフ』、『アリーナ』、『アンブロ』、『マーモット』等、幅広いフィールドで展開するスポーツメーカーです。ランニング、サイクリング、サッカー、ゴルフなど、スポーツを通じてアクティブになるための情報を紹介します。 

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