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テコンドー

概要・見どころ

写真:時事通信社

 前回の東京大会で初採用された蹴り主体の格闘技で、パラリンピックではキョルギ(組手)のみが実施される。上肢障害の選手が対象。使用するコート(八角形)や安全対策を考慮したヘッドギア、電子防具、マウスピース、ハンドグローブといった装具は一般のテコンドーと変わらないが、パラでは胴部への蹴りだけが有効。頭部への攻撃は反則になる。パンチは得点にならない。体重別の男女各5階級を実施する。

 有効な蹴りは1回2点で、180度の回転が加わった後ろ蹴りは3点、後ろ蹴りから軸足を入れ替えて計360度の回転蹴りは4点と難易度によって得点が変わる。わずかな隙を見逃さず、鋭い蹴りを見舞う流麗な技の応酬は見応え十分だ。
 防御も勝敗を分ける重要な技術。相手のリーチの長さの見極めや、腕を使ったガードで蹴りをさばけるかどうかがカギとなる。試合終盤になると、劣勢の選手が逆転を狙って大技を放つ展開になりやすく、リードしている選手も最後まで気が抜けない。

 男子58キロ級の田中光哉(電通デジタル)と同70キロ級の工藤俊介(ダイテックス)はともに2大会連続代表。日本勢初のメダルを狙える位置にいる。

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パリパラリンピック

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開催期間:2024年8月28日〜9月9日

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開催期間:2024年8月28日〜9月9日

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パラリンピック

使用される弓は一般的なリカーブと、弱い力でも矢を遠くまで飛ばせるように上下の両先端に滑車がついたコンパウンドの2種類がある。競技種目は、四肢まひやそれに相当する障害で体幹が効かないW1、リカーブ、コンパウンドの3部門に分けられる。

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