ブラインドサッカー
概要・見どころ
写真:時事通信社
視覚障害のある選手らによるサッカーで、男子のみ実施。40メートル×20メートルのフットサルと同じ大きさのコートで行い、両サイドに高さ1メートルほどのフェンスがある。フェンスは選手が触って自分の位置を知る目安にしたり、ボールをぶつけて跳ね返りを利用してパスをする目的で使ったりする。試合時間は前後半15分ハーフの合計30分。
選手はフィールドプレーヤー4人と、視覚障害がないか弱視のゴールキーパー(GK)の計5人で構成。フィールドプレーヤーは公平な条件になるようアイマスクを着用する。ボールは転がると音が鳴る仕組みになっており、相手ゴール裏から指示を出すガイドやゴールキーパーの声を頼りにプレーする。選手同士の衝突によるけがを防ぐため、ボールを持った相手に向かっていく時は守備側が「ボイ」(スペイン語で「行く」の意)と声を掛けなければならない。プレー中は観客も静かに見守ることが求められる。
2004年のアテネ大会から正式競技になった。日本は前回の東京大会に開催国枠で初出場して5位。パリ大会で2度目の出場となる。17歳でチーム最年少の平林太一(長野・松本美須々ケ丘高)が高い得点力でチームを引っ張る。
競技一覧
パリパラリンピック
開幕まであと
日
開催期間:2024年8月28日〜9月9日
パリ
パラリンピック
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日目
開催期間:2024年8月28日〜9月9日
最新の日本代表メダリスト
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道下 美里 陸上女子マラソン(視覚障害T12)
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鈴木 朋樹 陸上男子マラソン(車いすT54)
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小田 凱人 車いすテニス男子シングルス決勝
競技紹介
写真:時事通信社
パラリンピック
使用される弓は一般的なリカーブと、弱い力でも矢を遠くまで飛ばせるように上下の両先端に滑車がついたコンパウンドの2種類がある。競技種目は、四肢まひやそれに相当する障害で体幹が効かないW1、リカーブ、コンパウンドの3部門に分けられる。