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アーチェリー

概要

写真:時事通信社

 1900年パリ大会で初めて採用された。24年パリ大会から長く実施されていなかったが、72年ミュンヘン大会で復活。男女の個人、団体に加え、2021年東京大会からは男女各1人が組んで争う混合団体が新たに行われた。

見どころ

写真:時事通信社

 韓国勢が圧倒的な強さを誇る競技。2021年の東京大会では女子個人、男女団体、混合団体の4種目で金メダルを獲得した。日本は東京大会で古川高晴が男子個人銅メダル、男子団体で銅。女子は12年ロンドン大会の団体銅以来、メダルはない。

 6大会連続の代表入りで、12年ロンドン大会個人銀の古川が精神的支柱としてチームをまとめる。女子は23年世界選手権個人3位の野田紗月がエース。

競技方式

 男女それぞれ64人、1カ国・地域最大3人まで出場。70メートルの距離で、直径122センチの円形の標的に矢を放つ。中心に当たれば10点。中心から離れるごとに得点は少なくなり、標的から外れると0点。
競技初日にランキングラウンドと呼ばれる予選を行う。1人がそれぞれ72射を放ち、合計得点の順位で個人戦、団体戦のトーナメントでの対戦相手が決まる。

・男女個人
 トーナメントは1対1で実施。1セットは3射で、交互に1射ずつ放ち、これを最大5セット行う。1セットは30点満点。得点の高い方に2ポイント、引き分けは両者に1ポイントが加わり、6ポイント先取で勝利となる。5セットを終えて同点の場合は、1射で得点の高い方が勝ちとなるシュートオフで決める。準決勝で敗れた選手同士が3位決定戦を行う。

・男女団体
 3人1組のチームで12カ国・地域が参加。3人の予選の合計点がチームの予選得点となり、それによって決勝トーナメントのシード順などが決まる。予選得点の1~4位は準々決勝から出場。
 1セットで各選手はそれぞれ2射の計6射。これを最大4セット行う。5ポイント先取で勝ちとなる。4セットを終え同点の場合はシュートオフで決める。準決勝で敗れたチーム同士で3位決定戦。

・混合団体
 男女2人1組で16カ国・地域が出場。各チーム男女の予選最上位選手の合計点が、予選の得点となる。1セットは各選手2射の計4射。一方が2射した後、今度は別チームが2射して最大4セット行う。同点の場合はシュートオフ。準決勝の敗者は3位決定戦に回る。

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パリオリンピック

競技開始まであと

開催期間:2024年7月24日〜8月12日

パリ
オリンピック

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日目

開催期間:2024年7月24日〜8月12日

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競技紹介

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パラリンピック

使用される弓は一般的なリカーブと、弱い力でも矢を遠くまで飛ばせるように上下の両先端に滑車がついたコンパウンドの2種類がある。競技種目は、四肢まひやそれに相当する障害で体幹が効かないW1、リカーブ、コンパウンドの3部門に分けられる。

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