【WE ACTION DAY】I神戸 「INAC神戸の選手と一緒にウォーキングフットボールを楽しもう!」を実施
【© WE LEAGUE】
年齢や性別、障がいの有無。垣根を越えてみんなで楽しむウォーキングフットボール
もともとI神戸は「ファン感謝Day」の際に、年齢や性別などに関係なく、みんなで身体を動かせるプログラムを実施しており、過去にはキックベースや運動会などを行ってきました。これまでも白熱シーンが多々生まれ、人気となっていましたが、参加が難しい人やグループだけで盛り上がってしまう場面もあったそう。そこで、改めて「誰もが一緒にできること、楽しめること」に着目。WEリーグの理念のひとつでもある「多様性」を選手と参加者がともに体験する活動であり、I神戸のホームタウンである神戸市サッカー協会が普及に力を入れているウォーキングフットボールを取り入れました。
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6つのチームに分かれて行われたウォーキングフットボールは、5分間のゲーム形式。最初こそ「ボールはどうやって取るの!?」「走っちゃダメなんだ、難しい」と選手や参加者たちから戸惑いの声も上がっていましたが、徐々にコツをつかみ、シュートシーンが増えていきました。
プレーを進める上でのポイントは味方をよく見ること。相手を思うことでパスがつながりゴールが生まれます。時間の経過とともに、ピッチ上には「ありがとう!」「ナイスプレーだよ」とたくさんの声が響き、笑顔がどんどんあふれていきました。
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また、参加者のうち日常生活の中で杖を必要とされている方は「ノエビアスタジアム神戸で行われた代表戦でのイベントで、ウォーキングフットボールを見たことがありました。試合時間も長くないですし、激しくない。今回I神戸が行うと知り、プレーが難しくないかもしれないと参加しました。小さい子は本気でやっていたり、大人も一生懸命動いていたりと、とても楽しかったです。それに、親しみやすいけれど選手たちはやはり現役のプロサッカー選手。一瞬の反応が早くて、すごさも実感しました」と振り返ってくれました。
様々な垣根を越えて、チームみんなで協力しながらゴールを目指すウォーキングフットボール。「全員で楽しむことを意識していたので『楽しかった』と言ってもらえて、うれしかったです」と井出選手が話すように、お互いを思いながらサッカーの楽しさを分かち合う貴重な時間になっていました。
選手たちが選手たちの手で作り上げるファン感謝Day
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昨年に続き実行委員となった井手選手は「昨年の反省を踏まえながら、各イベントなどを企画しました。縁日などは選手たちの発案でしたし、ウォーキングフットボールのグループ分けなども実行委員で考えています。やはり『ファン感謝Day』は特別な日。ファン・サポーターのみなさんと触れ合える大事な時間でもあります。選手を含めたみんなで一緒に楽しめることを意識しました。どんなふうに実施すれば喜んでもらえるかを考えるのは楽しい」と、今回の舞台裏を教えてくれました。
選手たちが選手たちの手で作り上げる「ファン感謝Day」。実行委員も選手から選手へと受け継がれており、若手選手が自然とリーダーシップを培う場にもなっています。
クラブが大事にしてきた「ファン感謝Day」だからこそ、みんなで楽しく。その思いを育み、届けていくI神戸の活動は、これからも多くの笑顔を生み、選手たちをより輝かせる場になっていきます。
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