【ノルディックコンバインド】ジュニア世界選手権で快挙!走力生かし女子団体スプリント金メダル&混合団体銀メダル!
女子団体スプリントで金メダルを獲得し、薄井コーチ(左)と鷲澤コーチに肩車で祝福される藤原選手(左)と池田選手 【全日本スキー連盟ノルディックコンバインドチーム】
混合団体はクロスカントリーで最速タイムを叩き出して銀メダル
銀メダルを獲得した成田、池田、藤原、山﨑選手(左から) 【全日本スキー連盟ノルディックコンバインドチーム】
「銀メダルを獲得できチームとしてすごく嬉しい。メダル圏内でクロスカントリーに繋げられたことがとても良かった。一時3位に後退しながらチーム最年少の藤原柚香選手がノルウェーをかわし、三強のドイツ、オーストリア、ノルウェーより前でレースを展開することができたのは過去になかった展開だと思います。混合団体で初めての銀メダルを獲得できたことは収穫」
1走:山﨑叶太郎選手
「団体戦は初めてで緊張しましたが、みんなのいいジャンプ、走りがあったので楽しむことができました。2位になり、嬉しさとともに世界大会で優勝したいという気持ちが強くあるので、この後の世界選手権も楽しみつつ、最大限にチャレンジして行きたいと思います。日本からの応援、本当にありがとうございました」
2走:池田葉月選手
「コンバインドの団体に出るのは初めてで混合団体も初めてだったので何位になれるか全然考えていなかったけれど、表彰台に上がることができてすごく驚いている気持ちと、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。クロスカントリーで2回も転んでしまいとても申し訳ない気持ちでいっぱいだったけれど、メンバーのみんながとてもいい走りをしてくれて、前との差をどんどん縮めて2位で帰ってきた時はすごく興奮しました。とても楽しくて、また団体戦に出たいという気持ちにもなりました。1位も見えていたので悔しい気持ちもあるけれど、メンバーのみんな、コーチ、応援してくれた人に感謝でいっぱいです」
3走:藤原柚香選手
「初めてのジュニア世界選手権で団体に出ることになり、緊張して前半ジャンプでは思うようなジャンプができなかったのですが、自分の持ち味であるクロスカントリーを生かして前半から飛ばして前のノルウェーを抜かせたことはすごく良かったです。ただ、後半バテてしまってドイツに追いつけなかったところが悔しい」
4走:成田絆選手
「日本チーム初の銀メダルを獲得できてとても嬉しい。ジャンプもクロスカントリーも調子が上がってきているので、(この後の)個人戦もメダルを獲れるように頑張りたい」
混合団体銀メダル!仲間のもとへバンザイでゴール!
初採用の団体スプリントで女子が初代チャンピオンに 男子は0.5秒差でメダルを逃す
大会最終日の11日に行われた男子団体スプリントでは、山﨑選手と成田選手の出場した日本は前半4位。1.5kmを交代で10周するクロスカントリーは、秒差なしの前半3位ノルウェーと4秒遅れの5位でスタートしたチェコとともに、前を走るドイツとオーストリアを追う展開に。残り2km付近でチェコが脱落するとゴール直前までノルウェーとデッドヒートを繰り広げるもゴール前のスプリントで競り負け、0.5秒差の4位。惜しくもメダルには届かなかったものの走力自慢の選手たちと互角に戦えることを証明してくれました。
男子団体スプリント ノルウェーとの激しい銅メダル争い…!
個人戦は女子の藤原選手が4位、男子の最高位は成田選手の15位
女子では藤原選手が個人メダルには届かなかったものの前半ジャンプ17位から後半レースで13人をごぼう抜きして4位。日本チームは出場4選手全員がクロスカントリーで順位を上げてゴールとなりました。
4位 藤原柚香
7位 池田葉月
12位 海沼優月(花輪高校)
13位 山﨑詩由衣(飯山高校)
男子個人戦は成田選手が日本勢最高の15位でした。
15位 成田絆
21位 山﨑叶太郎
26位 海沼史人(東海大学)
森恢晟(東海大学付属札幌高校)はジャンプスーツの規程違反で失格
ジュニア世界選手権代表チームは、ワールドカップの下部大会にあたるコンチネンタルカップ(16~18日、オーストリア・アイゼネルツ)に出場します。次世代を担う選手たちの活躍に期待です!
ジュニア世界選手権 コンバインド日本代表チーム 【全日本スキー連盟ノルディックコンバインドチーム】
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