【Xリーグ】短期集中連載 ライスボウルまであと4日 アメフト日本一への軌跡:パナソニック インパルス編(5)
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Vol. 5 第5節:難敵IBM BIG BLUEを一蹴 全勝対決を制し無傷のままライスボウルトーナメントへ
IBMとは昨年2度対戦し、セミファイナルでは大接戦を演じた手ごわい相手だ。戦前も勝敗予想の最も難しい試合のひとつだった。しかし、終わってみれば序盤から8回のオフェンス機会のうち6回を得点に結びつける猛攻で第3クオーターまでに38-0とリードを確立し、最終スコア45-14で勝利した。
この試合はクオーターバック(QB)ジェイロン・ヘンダーソンの運動能力がいかんなく発揮された試合だった。パスでは23回の試投で15回の成功、222ヤードを稼ぎ、2節連続の3タッチダウンパス成功。さらに自慢の脚力でも60ヤード(5キャリー)で1タッチダウンをあげた。
ボールを持って自らのランで距離を稼ぐパナソニック インパルスQBジェイロン・ヘンダーソン 【©X LEAGUE】
パスキャッチをするパナソニックWRアルフォンソ・オヌワー(中央) 【©X LEAGUE】
今季から正QBとなったヘンダーソンがパナソニックオフェンスの「マエストロ(指揮者)」と称されるゆえんがここにある。
IBM BIG BLUEのエースRBジュレル・プレスリーをタックルで止めるパナソニック守備陣 【©X LEAGUE】
この勝利でパナソニックは昨季から続くレギュラーシーズンの連勝を12に伸ばしてライスボウルトーナメントに臨むのだった。
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